分類
通称 | サライムシ |
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和名 | テナガドウガネサライムシ |
学名 | Scarpanica kesperens |
科目 | サライムシ科 |
解説
羽が退化し地上生活をしていたが、発達した触角で再び活動の場を空へ戻したという原生生物。体の表面は薄い層がたくさん重なっていて、光を複雑に反射し緑色に輝く構造色となっている。近似種に『トテツチホカシ』が存在する。
名前通りピクミンを見つけると掴みかかって攫って行き、一定時間後に地面へと叩きつけて埋めてしまう。
これといった目的はないようで、一説では、花を咲かせてそのミツを吸うためと考えられているが、その生態は謎に包まれており、これに関してオリマーは『サライムシ科の生物は面白い者が多い』という趣旨のコメントをしている。
ちなみに遠くから観察していると、ハエのように前脚をこすり合わせる仕草を見る事が出来る。
(2と4は図鑑モードでも確認可能)
ピクミンを投げつけると落下することがある他、紫ピクミンがしがみついた場合は死ぬまで浮上できなくなる(『2』と『4』のみ、『3』では普通に振り払ってくる)為、敵としては弱い部類に入る。
ただし『1』では空中にいる時にピクミンを投げ当てた場合確実に落下する一方で、『2』と『4』では紫ピクミンを、『3』では岩ピクミンを投げ当てない限りは落ちるか振り払うかが完全にランダムという迷惑な側面もある。
『4』では紫ピクミンを攫おうとすると重さの為地面に落ちる。そして紫ピクミンが即座にしがみつくため浮上できずハメ倒される。
ヒカリピクミンは他のピクミンとは異なる生まれ方をするためか、地面に埋められても芽にはならずに岩ピクミンが押し潰しを受けた時と似たような感じになる。
直接殺傷はしてこないので引っこ抜く手間が増える以上の損害は無いが、攻撃的な表情の生物が急速に飛来するというのはそれだけでも恐ろしいものがあり、パニックを誘発されれば二次的に惨事を招いてしまうこともある。
捕まったピクミンも捕食時と同じ「ピクミーン!!」という断末魔を叫んでもがいており、プレイヤーを焦らせる。
加えて『1』と『2』では地面に埋められると葉ピクミンに戻ってしまうため、地味にいやらしい。
『3』と『4』はピクミンを埋められても花のままである。しかし、トテツチホカシ同様にプレイヤーも攫うようになった。
なお『Hey!』ではピクミンを捕まえた後、画面外に持ち去って数を減らしてしまう。
また、『1』では行動範囲に制限が無く目の届かないところでピクミンが襲われる可能性があり、『2』ではピクミンを落とした先が水中や奈落の底な事もあったりと、地味に厄介な一面も見せる。
『1』のRTAでは大水源、もとい作中最大の難関の1つ、出現ポイントがランダムな上に体力が高いため、戦闘中にフーセンドックリやクマチャッピーに巻き込まれた際はリセット必至。
ルーイメモによると、新鮮な個体の中身を吸うと滋養強壮になるらしい・・・
生食でもいけるのだろうか?
対処法
平常時は上空におり、黄ピクミンでギリギリ届く高さにいる。
主に大水源にいる関係上、狙いを外したりサライムシに投げ込まれて溺れる危険が高い。特に黄ピクミンは意図的に水場か間欠炎に投げ込んで殺しにかかってくる
攫おうと降りて来たところを青ピクミンをぶつけて地上に落とし、取り囲んで滅多撃ちにしてやるのが一般的な対処法。
無犠牲縛りでないなら、バクダン岩を持った黄ピクミンをわざと攫わせるのも有効。地面に投げ落とした衝撃でバクダン岩が爆発するので、黄ピクミンも死んでしまうが確実に撃破できる。
ただし、隊列めがけて爆撃してきたという報告もあるため油断は禁物。
直接的な危険性はほとんど無いので、落ち着くのが一番大事。空中のコレにピクミンを投げ当てる操作は多少繊細である。
外したピクミンがギミックや奈落に落ちたり、他の生物に襲われ地獄絵図を産むのはピクミンシリーズあるある。安全地帯まで誘導するか、周囲の安全を確保してから対処にかかろう。
2ならゲキニガスプレーもあり、地下洞窟なら奈落の上いるところを固めればそのまま場外落下、3以降はロックオン機能で狙いやすくなったが、羽ピクミンを突撃させれば勝手に退治してくれる。
関連イラスト
pixivでは主に擬人化イラストが多い。