分類
通称 | フーセンドックリ |
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和名 | ワモントゲフウセンドックリ |
学名 | Sus inflata |
科目 | ブタドックリ科 |
活動時間 | 昼夜 |
重さ | 2(3)、1(4) |
弱点 | 全体 |
体長 | 180mm |
解説
『4』では原種となるシシドックリが登場しているので、シシドックリから枝分かれする形で空を飛ぶことを選んだ種と思われる。
空中でのバランスコントロールにヒレだけでなく、体表面の気門から空気を噴出させ、そよ風程度ならば流されることなく安定した浮遊が可能。
大気中に含まれる水分を電気分解して得られる水素で浮き袋を膨らませて浮遊している。生体パルス(エネルギー)が帯となって寒色系の体を流れる姿から、ブタドックリ科で最も美しいとされている。しかし、発電しながら爆発の危険が高い水素をどうやって体内で安定させているのかは謎。(『3』に至ってはなんと爆弾岩の近くを平然と浮遊している)
倒した場合も体内の空気を全放出させて逃げてしまうため、研究は進んでいないようだ。
小さな虫を好物としており、その膨らんだ体から猛烈な息を吹く事で落ち葉をひっくり返して食べるという。また、ドルフィン号のパーツやペレットを捕食している個体もいる。『4』においては夜間にヒカリヅカを襲撃する姿も散見され、意外と雑食な食生活らしい。
殺傷能力のある攻撃は持たないが、息を浴びたピクミンは一瞬で花が散ってしまうほか、吹き飛ばされた末に水へ落ちて溺れてしまう場合がある。
『ピクミン2』では花びらを散らす効果が失われたが、近似種であるアオケダタラがその能力を受け継いでいる。
なお、重量級である紫ピクミンには吹き飛ばしが一切効かない。
『ピクミン3』では倒した後に死骸を残すようになっており、死亡すると縮んだ風船の如く身体が縮小してしまう。本作以降では、普通に死骸をオニヨンなどに運ぶことが可能となった。
ただし倒した後のフーセンドックリをよく見ると魂は出てこないため、一見死んだように見えていて実は仮死状態、もしくは偽死をしている可能性もある。
『ピクミン4』では花びらを散らす効果が復活したが、アオケダタラよりも確率が低く設定されている。何気に昼夜行性という設定が明かされており、ヒカリヅカからエキスを奪うべく襲ってくる。オッチンを強化していない場合は上空にいるフーセンドックリを対処するのは難しいので、ヒカリピクミンのフラッシュバーストで撃墜すると良い。
また地下洞窟「ふっとばされ回廊」では4作目にしてシリーズで初めてボス級生物へと昇進。倒すとゲートが開き遭難者も取り返すことができる。
本作でも倒すと死骸を残すが、『3』と違い魂が出るようになったため少なくとも本作においては本当に死んでしまっているようである。(なおこれはアオケダタラも同様。)
ルーイメモによると、皮を揚げてスナック感覚でパリパリやるのが良いそうだ。
関連タグ
ホトクラゲ科:同シリーズ浮遊生物。