分類
和名 | ヒフキブタドックリ |
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学名 | Sus draconus |
科目 | ブタドックリ科 |
体長 | 52mm |
弱点 | 全体 |
解説
徳利を横にした外見をしたブタ型の原生生物で、全シリーズに登場している原生生物でもある。
名前の通り鼻と口が一体化した口吻から火(正確には、常温空気中で発火するリン化合物)を吐く。この火は縄張りに入ってきた獲物や外敵に対して用いられ、これでピクミン達を攻撃してくるため、赤ピクミンで戦わせるのがセオリー。小柄ながらも耐久力はそこそこある。
また、ピクミンやオリマーから攻撃を受けると前方に大きく体をゆするため、崖や水辺などに落ちて他のピクミンに被害をこうむる危険もあるので注意すること。
ちなみに、吐き出す発火物質は触媒との反応や混合比等の生成プロセスが複雑な為、炎の逆流や体内での発火は起こらず、生命活動が停止しても勝手に発火することは無い。ただし、死骸の扱いは注意が必要らしい。
また、活動中によく発する鼻を鳴らしたような声は、仲間との意思疎通に用いられる。
『Hey!ピクミン』ではボスキャラとして非常に巨大な個体が登場。高台から火球や火炎放射を発射してくるが、火炎放射を吐く前の息を吸う時にバクダン岩を持ったピクミンを投げつけると高台から引きずり降ろせダメージを与えられる。
ルーイメモによると、「刺身もいいがカブなどと一緒に姿煮にしても美味しく頂ける」とのこと。
亜種
ミズブタ
和名 | ヒフキブタドックリ(水吐変種) |
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学名 | Sus loogiens |
科目 | ブタドックリ科 |
ピクミン2から登場する口の先端が青くなったブタドックリの変種。
炎を吐くのに必要な発火触媒を生成する酵素のいくつかが遺伝子欠落によって合成出来ないため、触媒に至る数ステップ前の液体のまま吐き出される。
詳細はミズブタを参照。
コブタドックリ
和名 | ヒフキコブタドックリ |
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学名 | Sus draconus infanta |
科目 | ブタドックリ科 |
Hey!ピクミンに登場するブタドックリの小型亜種(infantaはラテン語で「幼児」を意味する)。
火を棒のように長く吹くタイプと、弾のように短く吹く2種類のタイプがいる。
ゾウブタドックリ
和名 | ヒフキブタドックリ(肥大個体) |
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学名 | Sus draconus (hypertrophic) |
科目 | ブタドックリ科 |
成長ホルモンの異常分泌により巨大化したブタドックリ。
骨格や発火器官が数倍に肥大しており、発火物質を溜め込む臓器や放出する口も大きいため、火力の強さは通常個体の比ではなく、赤ピクミンであっても吹き飛ばされ花を散らされる。
しかし、心臓など内臓の大きさは変わらないため、巨体がそれらにもたらす負担が大きく、短命であり生殖能力も失われている。
ピクミンガーデンによるとブタドックリは餌を通じて発火物質を取り込むため、周囲の環境に影響を受けやすい。特にこのゾウブタドックリは汚染された環境で見つかることが多く、突然変異および短命の一因ではと考えられている。
ルーイメモによると「大きな体を切り分けるのが大変。デカけりゃいいってものじゃない」と調理を諦めたようだ。
初登場したのは4だが、Hey!ピクミンにボスとして登場した個体はこれに該当すると思われる。
関連項目
ブタドックリ科
名前 | 和名 | 科目 |
---|---|---|
ブタドックリ | ヒフキブタドックリ | ブタドックリ科 |
コブタドックリ | ヒフキコブタドックリ | ブタドックリ科 |
ゾウブタドックリ | ヒフキブタドックリ(肥大個体) | ブタドックリ科 |
ミズブタ | ヒフキブタドックリ(水吐変種) | ブタドックリ科 |
フブキブタ | フブキブタドックリ | ブタドックリ科 |
ブリザードックリ | フブキブタドックリ(肥大個体) | ブタドックリ科 |
フーセンドックリ | ワモントゲフウセンドックリ | ブタドックリ科 |
コオリフーセン | モンナシトゲフウセツドックリ | ブタドックリ科 |
アオケダタラ | ミカゼアオケダタラ | ブタドックリ科 |
イシツツミ科
こちらは攻撃パターンが似ている。
名前 | 和名 | 科目 |
---|---|---|
フタクチカブト | クロガネオオイシツツミ(成虫) | イシツツミ科 |
フタクチドックリ | ヤマトイシツツミ(幼虫) | イシツツミ科 |
ミヤビフタクチ | ミヤビイシツツミ | イシツツミ科 |
ユキフタクチ | ユキツツミ(幼虫) | イシツツミ科 |
オオユキカブト | ユキツツミ(成虫) | イシツツミ科 |
ヒフキドックリ | ヒフキイシツツミ | イシツツミ科 |