アオケダタラ
あおけだたら
フーセンドックリの近似種。寒色系の体色に、無数の突起があったフーセンドックリと比べ、暖色系の体色とシンプルな体を持つ。吹く息はそれほど強くないが、息に落花を促進させるエチレンに似た成分の植物ホルモンが含まれているため、吹かれた花はすぐに散ってしまう。息の成分はまだ詳しく分析されていないが、解析され化学合成されたおりには、バイオプラントへの様々な用途が期待される。
それ以外の基本的な生態はフーセンドックリに準じており、初登場の「2」では倒した場合も体内の空気を全放出して逃げ出してしまう。(代わりにペレットやお宝を落とす)
なお紫以外のピクミンを吹き飛ばすとケタケタと笑う。
ピクミンに攻撃させていても落下や振り払いよりも優先して行う為、一応攻撃のチャンスではある。
「3」では登場しなかったが「4」で再登場した。
「4」で登場した際はフーセンドックリが「3」から死骸を残すようになったため同じく死骸が残るようになった。また、吐き出す息もガオレンジ色になっている。さらに、ピクミンが吹き飛ばず花だけ散るようになった。加えて、埋まっているピクミンにも反応し、花を散らそうとするようになっている。
また、他のピクミンと花の咲き方が異なるヒカリピクミンの花は散らせないようになっている。
ある程度攻撃すると一時的に退避し、別の場所に現れてからケラケラ笑うという行動をする。また、葉ピクミンしかいない時とピクミンの花が散らないゲキカラスプレーを使用中は逃げる様な動作をする。
「2」と違ってゲキカラスプレーで簡単に花にすることができるため相対的な迷惑度は低くなっている。
ピクミンガーデンの4コマ漫画では、ミウリンの花ピクミン畑を台無しにしたり、ディンゴのバースデーケーキのロウソクの火を勝手に消すなどイタズラ好きな生物として登場。(いずれもしっぺ返しを受けた)
ルーイメモによると、「天日干しにしたものを炙るとちょっとしたおやつになる」らしい。