概要
グレイとはドールズフロントラインに登場する人物であり、サラティア研究所の研究者であり、優れた手腕を持つ外科医をして名をはせていた有名人物。
彼女の提唱する理論や医療観念は、第三次世界大戦後の混乱した空気の中でも難なく医療界隈へと浸透した。
ストーリー内ではパラデウスを追うアンジェリアや、彼女に同行するエージェントたちに情報提供を行うため、研究所にて接触。
E.L.I.Dに感染したアンジェリアに対しては終始友好的な態度を取り、緩和治療の受領も勧めるほど気にかけていた。
また、アンジェリアも彼女の出生録や経歴が明確にされていたため彼女をある程度信頼していた。
容姿
灰色の髪にかなりの長身。女性キャラには珍しくズボンを履いている。
高身長と肉感的な体の為、研究職の人とは思えないほどスタイルが良い。
手には何かが書き込まれた厚い手帳を肌身離さず持っているが、内容について言及することはあまりない。
ストーリー内では
サラティア研究所に反逆小隊を招き、感染者やそこを取り巻く医療外科技術などについて情報提供を行う。
何故かアンジェリアに対しては不自然に友好な態度を取り続け、検査を無償で行う、情報を探すのを手伝うなど、他の人に対してとった態度とは違った対応を取っていた。
関連タグ
グレイ「「病」ってものは、思ってるより厄介なモノよ。たとえそれが何よりも嫌なモノだとしても、一度は必ず向き合わないといけないもの。」
アンジェ「どういうことだ?」
グレイ「貴方はもう既に知ってるはず…。こういう事よ…!」
グレイの背中が盛り上がり、異形の槍が飛び出した。その体はもはや…。
AK-15「アンジェ!振り返らずに走って!アレはいけません!」
GLAY「さあ!罪を贖う時だ!苦渋の末に死ね!お父様のお膝元で鬱陶しくされると困るのよォ!!!」
正体
「超上級NYTO グレイ」こそが彼女の正体。
とある裏切り者と結託して病に侵されたアンジェリアを篭絡しようとしたが、彼女の忍耐力、洞察力が予想以上だったため、正体を表して襲い掛かってくる。
ちなみに、リオーニは彼女が完成するまでのつなぎでしかなかったらしく、グレイが崩壊の花を流用したテロ兵器を完成させていた。
実は、外科医のグレイ女史とNYTOのグレイ女史は別人
正確には人間のグレイをコピーした模倣品がNYTO「GLAY」、外科医として有名だったグレイ氏はまごうことなき人間である。なので、NYTO初のルニシアベースではないNYTOとなった。
しかし、時期は不明だがパラデウスの思考に顛倒して(されて)いたらしく、ウィリアムに対して優秀な彼女の遺伝子提供を行っていたらしい。なお、ウィリアムは彼女を洗脳、始末した経緯について「優秀過ぎる者の洗脳は簡単だ、力を与えるだけの仕事に比べれば、呼吸するよりも容易だったよ。」と下衆丸出しのコメントをしていた。
なお、NYTOに成り代わった後のグレイは模倣した技術を巧みに駆使してNYTOの改造やパラデウス兵の増長、証拠隠滅などを主に行っていたらしい。
グレイは長時間かけて変貌させられたらしく、周りの人物は彼女がNYTO態の本性を現すまで、別人だという事には全く気付いていなかった。
しかし、こんな奴でも一応NYTOの中では一番話が通じるタイプである。
もっとも、他が酷すぎるだけなのだが…。
本当の容姿
一言で形容すれば「異形のサソリ」
顔や体つきは人間態と何ら変わりがないものの、特殊な金属繊維で編み込まれた白衣と、制御ポッドを体にまとわりつかせ、自身はタイツのような戦闘服を纏っている。
そして、特筆すべきはその凶悪なデザインの尻尾。体長と同じくらいの大きさがあるため非常に大きく、攻撃性に優れている。
その上そのサソリのような尻尾は制御性とスピード性にも富んでおり、Ak-15のフルオート射撃を捌き切るほどの性能を見せたが、一度にターゲットにできる相手が一人という欠点も存在している。ちなみに妹は尻尾が四本ある。後続機なので優遇されたのだろうか。
ちなみに姉妹機同様、反重力装置を装備してるらしく移動は滑空である。実際、ステージ内でもふわふわ浮いて待機している姿が見られる。
戦闘では
作戦能力873945のバカみたいな数値を持つため戦闘は不可能。
反逆小隊残党を操作してアンジェリアを助け出しつつ警戒地区を離脱しよう。
じつは彼女、索敵能力はポンコツなので警戒マスさえ離れれば追ってこない。
手早くルートを確保し、パラデウスのエリート信者たちを撒きつつ逃げだそう。
その後
ストーリーの最期にて、命からがら逃げる反逆小隊に反撃を受けながらも、追手を撒いて逃走。
反逆小隊は彼女を追い詰めることに一度は成功したのだが、いろいろあって結局NYTOは全個体逃してしまう結果となってしまった。
次回イベントのラスボス候補になった彼女だが、ストーリーの最後に国家保安局に収容されていたある人物が捨て駒にされた腹いせにパラデウスの情報をアッサリ漏洩。加えてグリフィンに亡命したマジェリアンも加わりパラデウスへの対策はある程度整ってきたといえよう。
対策を早くも講じられる事態になってしまった。
関連タグ
ナヒース…中継役として暴れさせていた。
モリドー…姉妹仲は最悪だが連絡係として重宝していた。