概要
ドールズフロントラインに登場する組織。
大型イベント『秩序乱流』において本格的に登場。正規軍の攻勢で劣勢に立たされたグリフィン&クルーガー社の前に立ちふさがった正体不明の敵。
白や銀を基調とした近未来的なデザインであり、正規軍にはない高い機動力を持った人型兵器を持つ。
目的は現時点で不明であり、指揮官を拉致、拷問、監禁し何かを聞き出そうとしている模様。
何らかしらの思想からかE.L.I.Dに対して攻撃を行わないなど、とにかく謎が多い組織である。
関係者
謎の男
現在は音声のみ。
ネイトらを通じて指揮官から情報を聞き出そうとしている。
なお、ネイトに対して情は無い模様。
どうやらペルシカやリコリスとも何らかの関係があるようで…?
ストーリー内での活躍
秩序乱流にて、壊滅状態に陥った指揮官らに追い打ちをかけるかのように登場。「特異点」で本拠地を攻撃され戦力を大幅に削られた鉄血に代わる今後の敵となる勢力。名前が判明するのは「異性体」イベントからで、それまでは「白い勢力」と呼ばれていた。
歴戦の猛者である416やトンプソンをして「化け物」「殺しても死なない」と言わしめ、カリーナも絶望しかけるほどの強大な戦力を保有している。
偏向障壁という特殊なバリアを持ち体力以上の耐久力を持っている。この偏向障壁は、「偏向障壁の耐久値/偏向障壁の最大耐久値」の割合分だけ受けるダメージを低減し、一部には高倍率の偏向障壁持ちや偏向障壁を回復させるユニットもいる。重装部隊や一部融合勢力の支援攻撃には偏向障壁の耐久値を減少させる効果があり、これら偏向障壁持ちと戦うには支援攻撃が届く範囲内で戦うのが必須級となっている。
二重三重の陽動で指揮官はおろかKすらも欺き、テロを成功させるなど、極めて狡猾な戦術を用いて戦闘を行うなど、明らかに何者かが内部情報を把握した上で指揮を執っているとしか思えない行動をしているが…?
人形?・兵器
名称 | 備考 |
---|---|
ストレリツィ | パラデウスの雑兵枠であり、多リンクを組み複数で押し寄せてくる。名前はモスクワ大公国の歩兵隊から |
ロデレロ | 偏向障壁と装甲を持つパラデウスの高機動型。レーザー攻撃による貫通攻撃を行うため、チャージ中に倒し切りたい。名前はスペインの剣士から |
ドッペルゾルドナー | 極めて危険なユニット。偏向障壁と装甲だけでなく、榴弾の必中範囲攻撃を放つパラデウスの重二脚歩行戦車。暫くすると全体にロケット弾による斉射を行う。発動前に倒し切りたい。名前は16世紀に存在したドイツの傭兵から。直訳すると2重の傭兵という意味であり、高い報酬と引き換えに危険な場所で戦っていたといわれている。 |
グラディエーター | ごつい躯体を持ったパラデウスの主力兵器。巨体を活かした殴打の他、必中装甲無視の電気球を放ってくる。某忍者漫画の技に似てるとか言っちゃいけない。おまけに此方の命中・回避にデバフを仕掛けてたり、偏向障壁の自己修復まで行う。通称、パラデウスのゴリラ。名前の由来はローマの剣士奴隷から。 |
ウーラン (画像一番下) | 極めて危険なユニット。偏向障壁と装甲だけでなく、基本は低火力の機銃で攻撃するが時折突進をかましてくる。突進は高火力だけでなくだけでなく偏向障壁を貫通し、移動マスまで奪ってくるパラデウスの戦車。それだけでなく、ミサイルによる範囲攻撃を搭載している。名前はポーランドの槍騎兵から |
ガンナー | マシンガンらしき兵器を装備したストレリッツの強化版。ストレリッツの群やラディエーターの後方を陣取り、命中・回避デバフ付きの射撃を行う。 |
ピクシス | 埋伏砲台。敵が接近すると円盤状のプレートを急展開、中から砲身のついた本体が出てきて掃射攻撃をしてくる。潜伏中は白いマンホールにしか見えない。名前の由来は工作兵の意。本来は悪戯好きの妖精を表す言葉である。 |
パトローラ | 三脚型稼働砲台。通称パラデウスのトライポッド。自身のHPより高いシールドを展開し、機体の下腹部に着いた砲門から攻撃してくる。移動時のジャンプ中はシールド解除するが、この時は極めて強力な回避バフを張りなかなか倒せない強敵。動き方がとある節足動物に酷似しており控えめに言って気持ち悪い。名前の由来は夜警や巡回兵の意。 |
パニッシュ | マシンガンの代わりに可変盾斧を装備したガンナー。移動時は武装を盾にしダメージを減少させ、攻撃時は武装を斧に変形させ目標とその後ろのユニットにダメージを与える。2022、7/18にゲーム内での名称が修正された。修正前の名称は「ディフェンダー」。名前の由来には〔人を〕罰する、〔人を〕懲らしめるがある |
ケルビム | 飛行砲台。リンク数が少ないユニットを優先して攻撃してくる。攻撃目標のリンク数が少なかったり、複数のケルビムが同じ目標を攻撃している場合、与えるダメージが増加する。2022、7/18にゲーム内での名称が修正された。修正前の名称は「パトモスのペン」。名前の由来は旧約聖書で、神殿に仕える智天使。 |
ヴィシュヌ | 飛行支援機体。スキルパトモスの青でこちら側のバフを取り除き、パトモスの黄で敵のデバフを解除する。スキルはそれぞれ人形のようにCTがある。正規軍のアケロン同様後方に配置される。2022、7/18にゲーム内での名称が修正された。修正前の名称は「聖歌のオルガン」。名前の由来はヒンドゥー教の神の一柱。 |
アスクレピオスの杖 | 重火力兵器。エネルギーをチャージ後、必中プラズマビームを3回発射する。3回発射するとエネルギー切れとなり、再度チャージを行う。このプラズマビームは、直線上の後方キャラにも貫通する効果と当たった敵に命中率ダウンデバフを付与してくる。チャージ中は自身の回避が下がってしまう弱点がある。名前の由来はギリシャ神話に登場する名医アスクレピオスが持つ、一匹の蛇の巻き付いた杖。 |
アケソの皿 | 移動砲台。マシンガンでの銃撃戦と必中プラズマビームが主な攻撃手段となっている。このプラズマビームは前述のアスクレピオスの杖が放つプラズマビームと同じで、貫通と命中ダウンデバフ付与効果を持つ。アスクレピオスの杖の隣のマスに到達すると合体して後述のエレウシスの秘儀となる。名前の由来はアスクレピオスとラムペティエーの末娘であり、健康と治癒を司る女神。 |
センチネル | 警備用兵器。盾と警棒型のスタンガンを使用して敵を制圧し、盾を構えることでスキルを発動し、自身の最大HP5%分のシールドを獲得する。名前の由来は英語での監視員、番人、見張り。 |
マカバイ | 重装甲兵器。高い装甲値を持つため、高い破甲を持つ人形で戦いたい。また、スキルで必中ダメージを与えてくる。名前の由来は紀元前のユダヤの民族的英雄ユダ・マカバイもしくは歴史書の1つであるマカバイ記。 |
ハンニバル | 特殊重装甲機甲。高いHPと偏向障壁と装甲を持っているため、重装部隊の支援が届く範囲での戦闘を心掛けたい。スキルで自身の最大HP半分程度のシールドを展開するが、このシールドを破壊することで自身の一定時間フリーズ&被ダメージが50%上昇する弱点がある。その他のスキルに、通常攻撃にシールド貫通や通常攻撃が当たった敵に重傷マーク付与する効果を持ち、マークが付与されたキャラは持続ダメージを受けてしまう。また、スキルにはリンク数が少ないほどダメージが上昇する効果もあるため、融合勢力のボスやマンティコアをタンクにするとすぐ溶けてしまう。名前の由来にはバアルの恵みや慈悲深きバアルなどがある。また、スキル名を見るにカルタゴの名将ハンニバル・バルカも由来1つと思われる。 |
グレネーダー | 投擲武器を扱う軽装兵器。手榴弾やロケットランチャーで範囲攻撃をしてくる。また、パッシブ効果で機械ユニットに対して大ダメージを与えてくるため、融合勢力を使う場合には注意が必要。名前の由来は投擲を主な任務とした兵士。 |
コマンダー | 指揮兼偵察兵器。敵部隊の司令塔で、本人の戦闘能力はそこまでだが、効率的に命令を下すことで、部隊全体の戦闘能力を向上させてくる。戦術指揮αで、味方全体の回避を50%上昇させ、戦術指揮βで、味方全体の火力と射速を20%上昇させる。撃破された場合は前述のバフを解除し、味方全員の火力と回避を50%低下させる弱点がある。名前の由来には英語での指揮官、司令官。 |
ガルム | 四足兵器。持ち前の機動力で接近し、鋭利な牙や爪で攻撃してくる。スキルで、範囲内の敵の火力低下やシールド展開で後方の味方ユニットへのダメージを軽減してくる。名前の由来は北欧神話の登場する猟犬。 |
エレウシスの秘儀[pixivimage:] | 移動砲台。前述のアスクレピオスの杖とアケソの皿が合体後の姿でボス枠でもある。高火力なマシンガンとプラズマビームを装備しており、プラズマビームは合体前と同様に必中貫通命中ダウンデバフの付与効果を持つ。その他にもランダムのマス1つに対し榴弾を発射し、着弾地点のマスに持続ダメージと防御と回避が低下するエリアを展開する。また、この形態になるとアルゴノーツと同じように射程内のパラデウスを火力支援を行うようになる。残りHPが50%以下になった場合、砲身が破損し、ビーム及び榴弾を発射できなくなる弱点がある。名前の由来は古代ギリシャのエレウシスにおいての女神デメテルとペルセポネ崇拝、祭るために伝承されていた祭儀。 |
ネイト(黒) | パラデウスのボス枠であり、大型の射撃武器を用いて襲い掛かってくる。該当項目を参照。 |
ネイト(白) | パラデウスのボス枠であり、大鎌を用いて襲い掛かってくる。黒ネイトの上官らしいが、情は持ち合わせていない。リンク先参照。 |
ネイトパトローラー | ボス枠ではない黒ネイト。画像ような仮面を付けている。両手のサブマシンガンを用いて襲い掛かってくる。 |
ネイトハンマー[pixivimage:] | ボス枠ではない黒ネイト。画像ような仮面を付けている。ハンマーを用いて襲い掛かってくる。 |
ネイトホークアイ[pixivimage:] | ボス枠ではない黒ネイト。画像ような仮面を付けている。スナイパーライフルを用いて襲い掛かってくる。 |
ネイトアシスト[pixivimage:] | ボス枠ではない白ネイト。画像ような仮面を付けている。ネイトの司令塔で、コマンダー同時に本人の戦闘力はそこまでだが、戦術タブレットでサポートを行い、部隊全体の戦闘力を高めてくる。 |
この先ネタバレ注意!
K「あいつらを動かしているのは信仰の力だ。」
「たとえ肉体を失っても残るのさ…。」
その実態
パラデウスはカルト宗教として成り立っておりガチガチの軍事勢力ではない。
E.L.I.Dの患者を差別せず、神に近い存在として保護する教義の元活動している一宗教に過ぎない。表向きは…。
しかしそんな宗教にもかかわらず、実際正規軍やベオグラード防衛軍に匹敵する軍勢を持っているという不自然な点がある。
ではその兵力はどこから調達しているのか?
信者たちである
パラデウスはE.L.I.Dの治療という名目で信者を集め、彼らを言葉巧みに誘導し兵器改造していたのだ
兵器改造と言っても聞こえが良いものでなく、内臓単位でバラして機械の体に無理やり押し込んでいるだけである。
アビスの黎明卿や最低のゲスもびっくりの悪徳手段である。上述の人型兵器はすべて元人間。病により擦り減った心に付け込まれ、兵器改造を選んだ一般人なのである。
この事実にRO635は戦慄していた。そもそもE.L.I.Dにかかれば後は死を待つのみとなる。苦しみながら死ぬ運命にどうにか抗おうとする人々の目にはパラデウスが正に暗闇に刺した一筋の光のように映っただろう。
そしてさらに驚くべきなのは、その軍勢。
大都市の地下水道を埋め尽くし、いくら殺しても軍勢の勢いが全く衰えないほどの数の兵器及び、兵士を量産。信仰の力は恐ろしい。
もっとひどいことに、この思想に賛同するE.L.I.Dに罹患していない一般人のシンパも多数存在している。彼らはいろいろな都市に潜伏して発起の機会を待っている。実際彼らはベオグラードでとんでもない事をやらかしている。
ちなみにE.L.I.Dに攻撃を仕掛けないのもこの教義や思想が理由である。御神体を攻撃しちゃったら教義に反してしまうからね。
だが兵器になった後は使い捨てである、どっちみち苦しみぬいて死ぬのには変わらない。
もうここまでくるとあの鬼がかわいく見えてくるほどである。
ひどいことに入信した信者の中には年端のいかない子供もいるようだ、彼らの行く先が思いやられる。K曰く、ヒトとしての要素はほぼ残っていないようで、ROには引き金を引くときためらう必要は全くないと言っていた。
余談
パラデウスが実装当初の兵器たちは、全て兵士関連の名前が付けられている。どれも危険かつ捨て駒のように扱われた兵種であり、それらの名称を選んでいるあたり信者に対するぞんざいな扱いがうかがわれる。また、連鎖分裂以降に新たに登場する兵器の名前には役割をそのまま英名にした者、神話や英雄譚に登場する者や物等が由来な者もいる。
人間メンバー
関連タグ
E.L.I.D・・・神聖視している、まあこの組織にとっては使い捨て式の兵力でしかないが。
新メンバー
???・・・ある目的の為パラデウスに寝返る