CV・スーツアクター:高橋利道
概要
敵組織ジャマールの3幹部の1人である合成獣軍団の団長。
首領ガオームに忠実な性格をしており、やや短気だが仲間想いな一面を見せることも。
普段は様々な生き物を融合させ、合成獣を作り出している。
クジラの口のような形状をした頭部からは光弾やガスなどを放てるほか、手にした剣や緑色のマントを自在に操って戦うことが出来る。
元はとある次元に住んでおり、「狩り」の標的として追われ瀕死の重傷を負っていたが、全てに憎しみを抱く様をガオームによって利用され、剣を与えられてジャマールの一員となった。
最初は魚の骨のような弱々しい姿をしていたが、ガオームの為に強くなろうと様々な生き物の遺伝子を自らに融合し続け、今の姿になっている。
結末
第46話では更にパワーアップを遂げ、白と赤の甲殻類を思わせる姿の『ファイナルギガロ』へと変化。
シュヴァルツと共闘しジースタッグとレッドルの昆虫パワーをジャマールホール形成のエネルギーとする為に奪い変身不可能にし追い詰めるが、完全復活したブルービートの活躍もあり吸収した昆虫パワーを奪還され形勢逆転。
ビーファイターに追い詰められ大ダメージを食らいながらもなお立ち上がりガオームへの忠誠心を忘れなかったがそこに目をつけられ、最後はジャマールホールを作り出す為のエネルギーをガオームによって吸い出されてしまい、強化後→強化前→最初の姿の順に姿が戻りつつその後白骨化して死亡。
これを目の当たりにしたジェラは自らの肉体を強化してまで忠誠を誓っていたギガロを哀れみ、謀反を決行するに至る。
特別編かつ最終回である第53話ではジャグールにより呼び出された魂として登場したが、他の敵の魂がジャグールに吸収される中で(その中にはガオームやブラックビートも含まれている)彼だけは留まり、これが結果的に後述のジャグール撃破へのキッカケになる(理由は明かされていないが、散々利用して最後は自らの野望の為に切り捨てたガオームへの怨みか、その件で誰かの下に就くのが嫌になり自我を通したのかも知れない)。
なお、第14話では骨董品屋の店主、第34話ではペット(異世界生物のモジャ)売りの男として人間に化けていたが、この時の姿はギガロの声及びスーツアクターを担当した高橋利道氏自身が演じ、34話では素顔のままのアクションも披露している。
関連タグ
重甲ビーファイター ジャマール 首領ガオーム シュヴァルツ ジェラ ジャグール
ジニス、ヨドン皇帝:元々は弱小生命体で肉体改造によって強い力を手に入れた特撮悪役。ただし、立場的にはガオームに近い。
クロッペン:ギガロと同じく「首領とは似た者同士」である悪役。