この記事は『未来ロボ ダルタニアス』および様々な作品のネタバレを含みます。未視聴の方は注意。 |
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概要
CV:市川治
本作の敵勢力「ザール星間帝国」の地球侵攻軍総司令。銀河系外周星域総司令官も務めている。
冷酷非情な性格で、第2話までに地球侵攻軍の幹部2名を粛清していた。
仮面(前半は紫色の仮面で黒色の服→後半は金色)で顔を隠していたが後に素顔を出す。
専用のベムボーグ・デスターク(1~3号)を操縦する。
正体(中盤のネタバレあり)
第33話で、楯剣人がザールに滅ぼされた伝統国「エリオス帝国」のハーリン皇子の息子という出自を公表し、反ザール勢力の人々を地球に集める。
クロッペンはその場に乗り込み、ハーリンそっくりの素顔を明らかにした。そして、「自分こそが真のエリオス帝国の後継者であり、ハーリンは自分のクローン」と宣言して、その場を驚愕・混乱させた。
エリオス帝国ではクローンを蔑視する価値観が浸透していたため、エリオス出身でもある反ザール勢力の人々は「クローンの子には従えない」と称して地球から去って行った。しかし、高名な勇士であるガスコン将軍が「剣人の理解者」として命を捨ててまでクロッペンに抵抗したことから、地球侵攻軍へ降った者は極一部に留まった。
結局、剣人が大軍勢を手に入れることは防げたものの、エリオス出身の人々を取り込むことは上手くいかなかった。
更なる真相(後半のネタバレあり)
クロッペン自身は知らなかったが、真相は「ハーリンこそが真のエリオス帝国の後継者であり、クロッペンはザール皇帝・ドルメン大帝に接収されたハーリンのクローン」とのことである(エリオス王家の者には紋章が浮かび上がるが、クローンは太陽光に当たるとその紋章が消えてしまう)。
ついに第40話で死んだ元エリオスの科学者ナミールの映像データで真相が公表され、クロッペンは衝撃を受けた。
エリオス同様、ザール星間帝国もクローンを蔑視する社会ゆえ、部下の将軍達から見放され、近衛兵から保身のための道具としてハーリンの息子である楯剣人へ売り渡されそうになる。
だが、その際の剣人の言動を通じて「生まれ方を嘆くよりも、人間として何を成すかが重要だ」と新たな価値観に目覚め、ドルメン大帝から切り捨てられた事でザールと決別した。それからは「一人の人間」として、剣人たちとは別行動を取りながら地球侵攻軍と戦う。
最後の戦いにおいて致命傷を負うが、その前に敵の罠で瀕死状態となっていたハーリンを救うため、自身の臓器を提供しクローンとしてではなく人間とし最期を遂げる。
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他作品の関連人物
『スパロボD』においての主君。