概要
任天堂製携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」シリーズの第2世代製品、2006年3月2日に発売された。
初代DSの機能を継承しながら省スペース化を計った製品。
ゲームボーイアドバンススロットのある機種はDSLiteまでの為(次機種のDSiでは廃止)、このスロットを使用したソフト資産のあるユーザーの人気が高い。
軽量化、小型化されながらもバッテリー性能が向上している。さらに、オシャレな外見は子供だけでなく、大人からも人気を受け、DSの爆発的普及に貢献した。任天堂の予想を上回る販売本数を記録しており、liteが発売された2006年の夏頃には初期DSが生産中止になり完全にシフトされた。一方で、品薄状態に陥ってしまい生産が追いつかなくなった事もある。この頃からいわゆる転売屋の問題が浮き彫りになってきた。DSi、3DSなどの後継機が出ているが、GBAのカートリッジに対応しているため現役で使用しているユーザーも少なくない。
充電アダプターのコネクタがDS(GBASPと共用)やDSi(ニンテンドーWi-Fiアダプタならびに3DS以降と共用)と異なり互換性がない単独型なので注意が必要である。
2017年4月30日、修理受付終了。
余談
任天堂の携帯ゲーム機では初めてゲームプレイ時のバックライトをゲーム機本体のボタンやメニュー操作などでオフに出来ないハードである。
本機だけでなく後継のニンテンドーDSiからNewニンテンドー2DSまでの携帯ゲーム機も上記の手段ではオフに出来ないが
ニンテンドーDSで発売されたオプションモード(バックライトのON・OFF)の有る作品を用いてバックライトを切る事が可能では有る。
…が、切った途端にほぼ真っ暗になり見えなくなるので、バックライトをオフにして遊ぶこと前提ではないと言えるだろう。
なお、2017年3月3日から発売された任天堂最新ゲーム機のニンテンドースイッチも携帯ゲーム機として使うことが可能だが、こちらも携帯モード時は本体操作でバックライトをOFFには出来ずDSソフトの互換が出来無いのでバックライトをOFFにすること自体が不可能になった。