概要
銃の悪魔が人間の死体に乗り移った姿。
顔の上半分は拳銃に変化しており、後頭部からは撃鉄が、左腕からは自動小銃が生えている。
能力
顔ないし左手の銃口から破壊エネルギーを発射。
家を数件なぎ倒すなど強力であるが、あくまで魔人であるため、銃の悪魔本体に比べれば威力は低く、不死身でもない。
作中での活動
マキマいわく、銃の悪魔が激戦の果てに逃亡し、真近に居た人間の死体に乗り移って発生。
魔人としては例外的に、人間の精神を残している。しかしその意識は変性しており、自分や周りの者が子供に見えている。
そのまま早川家に訪れ、遊びのつもりで無邪気に砲撃。その正体はアキではないかと察したデンジから意思疎通を試みられるも、一切の会話が通じず、住宅街を巻き込んで破壊を繰り広げる。
最後の最期に、変性した意識のままでデンジの悲しみを悟って遊ぶ(戦う)気を無くし、胴体を破壊されて死亡した。
「そうだった…」
「オレ…キャッチボールがしたいんだった」
正体
未来の悪魔の哄笑と共に、アキの成れの果てであることが確定。
このため、デンジは何を食べても吐いてしまうほど、大きなトラウマを背負うこととなる。
全ては悪魔の差し金であった。
余談
ジャンプフェスタ2021の作者コメントによると、この人物の名は元々銃の型番から取られており、最初からこうなる運命だったことが分かる。
この銃は言わずもがな中国製のコピー品がテロリスト等に使用され、世界で一番人を殺した武器とも言われており、恐怖の存在としてふさわしい選択と言える。
詳細は該当記事巻末を参照。