西の山に勇者有り・・・・
強き心 強き力を持ち 勇ましき姿となりて・・・・
魔王を打ち砕かん・・・・
東の山に魔王あり・・・・
邪悪な心 邪悪な力を持ち 邪悪な姿となりて・・・・
全てを憎むものなり・・・・
スベテヲニクムモノナリ・・・・
概要
主人公:オルステッド
元ネタ:ファイナルファンタジーIVなど
初めに表示されている7編をクリアすると現れる、人間に絶望した男の話。システムはこれといった特徴がなく、姫をさらった魔王を倒すために勇者が旅に出るという、ここにきて古典的なRPGをまるでなぞるかのような内容だが、中盤から歯車がおかしな方向へと回り出し、最後には···?
本作のロゴが「LIVE A ∃VIᒧ」という形状になっているのは、このシナリオと照らし合わせるとかなり意味深なものとなる。
登場キャラクター
- オルステッド
- 主人公。王国武闘大会で優勝し、アリシアに求婚した剣士。凋落と悲劇への道を歩む。
- ストレイボウ
- オルステッドの親友でライバルの魔法使い。
- ハッシュ
- 魔王を倒した伝説の勇者。人間不信になっている。
- ウラヌス
- 魔王を倒した伝説の僧侶。ハッシュの親友。
- アリシア
- ルクレチアの姫君。オルステッドの婚約者で、魔王に攫われる。
- 魔王
- ルクレチアに災いをもたらす諸悪の根源。全てを憎む者でもある…
- 国王
- アリシアの父でルクレチアの元首。勇者に魔王討伐を依頼するステレオタイプな王様だが、民から“王様”、臣下からは“陛下!”とは慕われている。その一方で、娘への求婚権を大会の景品にするなど少々困った一面もある。アリシアからは敬愛されており、「父上よりもあなたを信じます」と言う言葉に表されている。
- 魔王山から戻ったオルステッドを慰めるがストレイボウの幻術で魔王の姿にされてしまい、オルステッドと戦いになって無抵抗のまま斬殺された。
- お后様
- アリシアの母で王の正室。20年前にアリシアを身ごもった時に魔王に拉致され、勇者ハッシュとウラヌスが出動したため、アリシアは20歳前後と思われる。
- 亡くなったのか不明だが、オルステッドの出場した大会にはいなかった。
- 大臣
- 王様の補佐をし、主人公に説明をするステレオタイプの補佐官である大臣。ハッシュがいないとウラヌスを老いぼれ呼ばわりし、ハッシュが死ねば哀しむどころかオルステッドを新勇者にする虫の良い人物で、弱い人間の象徴ともいえるキャラ。
- だが、小心さのためオルステッドを魔王呼ばわりし、庇ったウラヌスを拷問責めで殺害。挙げ句、オルステッドに命乞い(その時、彼は王座に座っていた)するなど卑劣な描写が多く、多くのファンに嫌われている。
- 心のダンジョンでは全く反省せず、オルステッドを真の魔王扱いしている。しかしそれは、事の真相を知らないためでもある。
- ファミリオの少年
- ウラヌスが隠棲している、ルクレチアの片田舎に住む若夫婦の子供。オルステッドを勇者として尊敬しており、大ファンである。オルステッドによる王様殺害の時も、「オルステッド様が魔王なんて嘘だよね」と信じ続けた。
- 魔王オディオと化したオルステッドによって殺された人々の魂が宿る心のダンジョンにいる。オルステッドによる無差別殺戮か、彼を信じたために大臣や兵に殺されたのかは不明だが、魂となってもなお尊敬するオルステッドが魔王なんかではないと信じ続けている。
- 兵士達
- オルステッド・ストレイボウの同僚と思しき王国兵・グリーンナイトで構成される。オルステッドを温かく応援してくれる。中庭の花はアリシアが育てたと話し、姫様を慕う心も人一倍な兵士がいる。
- そうした忠義のため、魔王扱いされたオルステッドには平然と斬りかかってくる。魔王オディオと化したオルステッドに皆殺しにされた。
- クラウストロPH・スコトフォビア・アクロフォビア・フェミノフォビア
- 再度魔王山を往くオルステッドの前にボスとして立ちふさがる女性型の魔法生物達。おそらく山の頂上で待つ黒幕の手下と思われる。
- 彼女達の他、ドラグノフォビア・アラクノフォビア・アヌビノフォビア・エントモフォビアという同系統の雑魚敵も居る。
他
関連タグ
ヘボット!…第31話でイルステッド、ネジレイボウというオルステッドとストレイボウに酷似したキャラが中世編終盤のやりとりをするパロディが有り開発者も反応した。