概要
王殺しの罪を着せられた英雄オルステッドが、勇者ハッシュとその友人で、自分を助けるために死んだ老僧ウラヌスの遺言を果たすべく突入した魔王山に登場する、魔法生物から構成されるボスの最終戦で登場する。
液体から生まれたとされる合成生物で、ビキニアーマー姿の女の子がスライムを纏った姿で描かれている。フェミノフォビアを倒したオルステッドが見た先にあったのは、まさしく彼女の名前を冠する“女性恐怖症”を意味する事であった。
性能
その妖艶な姿にふさわしく、体力を奪う“とろける愛”と、それに組み合わせられる事が多く眠りと酔いの効果を併せ持つ“あまいささやき”が必殺技である。技は以上2つしか無いものの、「あまいささやきで眠らされる→とろける愛でHP吸収」というハメコンボが非常に強力であり、下手に近づくとあっさり死亡することになる。
幸い遠距離技は持たないため、ジャンプショット等の範囲外から攻撃できる技があれば距離を取って安全に戦う事が可能。ハンマーパワーで向こうの攻撃を遅らせる策も有効。
この戦いは眠らされると不利なので、知力こそ下がるが防御面は万全で眠らないようになる“悪夢のヘルメット”があれば有利に戦うことができる。
低レベル攻略の場合はこの手が使えないため、“デモンズクラウド”(使い捨ての攻撃アイテム)で、彼女のレベル(下がると命中率や威力が下がる)を下げて混乱させるというやや危険度の高い攻略法が存在する。
また、意外にも石化耐性は持っていないため、RTAやTASでは“ユニコーンホーン”を回収しまくり知力をブーストして石化攻撃が可能になるアイテムである“アルゴスのひとみ”を使うという手段もある。ただし、これはルクレチア城の宝箱を何個も開けてしまうため、オルステッド以外のメンバーで最終編に行く事になる通常のプレイでは不向きである。
その他のフォビア達
余談
名の由来は女性を意味する単語FEMINOと恐怖症のPHOBIAと言われる。……のだが、実はこれは誤用あるいは造語。女性恐怖症を意味する正しい英語はGynophobia(ジノフォビア/ガイノフォビア)であり、フェミノの由来となるfemininusはラテン語であるため、ギリシャ語由来のphobiaとは本来繋がらない。
……だが、検索すればLAL以外にも誤用されているケースがちらほら出てきたりする。
最終編には色違いのザコ敵「ポワッシー」がいる。