武者頑駄無
むしゃがんだむ
誘導
- 『プラモ狂四郎』における武者ガンダム
- 『SD戦国伝・七人の武者編』の武者願駄無
- 『モビルスーツ戦国伝』に登場する武者願駄無
- 『ガンダム無双』『ガンダムトライエイジ』の真武者頑駄無
こちらでは1、2、3について解説を行う。4に関しては該当記事参照のこと。
壱の武者ガンダム
漫画『プラモ狂四郎』に登場。
模型秘伝帳・木ノ巻の継承者である茂合岩男に敗れた狂四郎が、再戦のために制作したガンダム。
狂四郎曰く「妖怪退治にうってつけのガンダム」。
茂合が制作したのは「竜」で、シミュレーションはおばばの魔術で行うという奇想天外な展開となった。
シミュレーションでは竜の巻き付き攻撃や、竜の中身である無敵球(木製の球)の乱れ撃ちを受けてもビクともしなかったが、これは手足が消しゴムモデル、ボディがバスマット用の硬化スポンジで作られているためであった。
というかこんなの小学生が作れるわきゃねーだろ、というレベルである。
油すまし呼ばわりされて怒り狂った茂合の無敵球に内蔵された刃によって切り刻まれるが、軽すぎるボディに対してコクピットブロックを鉄球で作ってバランスを取っていたのである。
球体同士の対決となり、茂合の無敵球に追いつめられるがやはり木製、鉄球にかすった摩擦熱で火が付いてしまい決着がつくこととなった。
弐の武者頑駄無
頑駄無軍団進軍隊長にして頑駄無五人衆(後に七人衆)のリーダー。
仁智勇を兼ね備えた正義の戦士だが、乗り物酔いが酷いという意外な弱点がある。
幼少の頃は父によって農民の子として育てられた事があり、その為に民の心を理解できるため多くの者達から慕われる武者と言われる。
闇軍団との戦いの後に数々の功績により三代目頑駄無大将軍に出世し、頑駄無軍団の指揮を執る。
参の武者頑駄無
模型企画『モビルスーツ戦国伝』に登場。
戦国時代、丹波の「七番国」に住む神仏師丁夢礼の手によって、日本征服を目指す「地怨党」に対抗すべく作られたからくり仕掛けの巨大武将。
地怨党の動魔像「殺駆」を参考に作られており、動力源である「創源炉」の力を鎧に用いられた「月生白鋼」を介して全身に伝達し、駆動や武器へのエネルギー供給に用いている。なお、創源炉は宇宙世紀における核融合炉、月生白鋼はルナ・チタニウム合金に相当するという。
七番国を攻撃した地怨党によって丁夢礼は殺され、武者頑駄無は彼の息子である阿夢呂丸を搭乗者として地怨党との戦いを繰り広げることになる。
なお、『モビルスーツ戦国伝』版のデザインは『プラモ狂四郎』および『SD戦国伝』の武者頑駄無のものとは異なっており、後に農丸として『SD戦国伝』に取り入れられている他、スペックなどの一部設定は真武者頑駄無に引き継がれている。