ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

道央自動車道

どうおうじどうしゃどう

北海道にある高速道路。高速道路の種類としては高速自動車国道に分類される。

概要

北海道に所在する高速道路森町大沼公園ICから剣淵町士別剣淵ICを結ぶ、路線延長443kmの長大路線。通称「道央道」。現在の全線は2012年に開通した。

国土開発幹線自動車道「北海道縦貫道路」の大部分を占めており、苫小牧市千歳市札幌市旭川市など道内の主要都市を経由する、まさに北海道の背骨のような道路である。

「北海道縦貫道路」としては両端は未成であり、南は函館新道などを経由して函館市まで、北は名寄美深道路音威子府バイパス幌富バイパス豊富バイパスなどを経由して稚内市まで繋がる予定。

北海道なので、もちろん冬場は雪が積もる。苫小牧市以南の太平洋に面した地域では少ないが、特に札幌市より北は豪雪地帯を通過するため、除雪のために除雪車が走行したり、夜間緊急通行止めになる事も多い。

2000年には有珠山が噴火し、付近を通過していた道央道が損傷。伊達IC-豊浦IC間が約1年間通行止めとなったほか、同じく噴火で大きな被害を受けた国道230号の新ルートが2007年に建設された事に伴い、接続する虻田洞爺湖ICも移転した。

主な高速道路施設

接続予定の函館新道(1〜4番)+建設予定の七飯ICの存在からか、起点が6番からのスタートとなっている。

番号施設名接続路線備考
6大沼公園IC
  • 本線料金所併設
7森IC
8落部IC
  • 「おとしべ」と読む
八雲PA
9八雲IC
10国縫IC
  • 「くんぬい」と読む
11長万部IC
  • 「おしゃまんべ」と読む
静狩PA
  • 無人PA
12黒松内JCT
13豊浦IC
豊浦噴火湾PA
14虻田洞爺湖IC
  • 供用開始当初は現在より約2.3km室蘭寄りに設置されていた
北有珠緊急避難路
  • 一般車進入禁止
  • 2000年の有珠山噴火の際に地元住民の避難のために設けられた
東有珠緊急避難路
  • 同上
15伊達IC
有珠山SA
16室蘭IC
本輪西展望所
  • 事実上の無人PA
  • 上り線(函館方面)のみ設置
17登別室蘭IC
富浦PA
  • 無人PA
18登別東IC
萩野PA
  • 無人PA
19白老IC
樽前SA
20苫小牧西IC
21苫小牧中央IC
  • 2020年12月に供用開始された新しいIC
22苫小牧東IC/JCT
  • 一般道と日高道間での流出入不可
美沢PA
  • 無人PA
  • 上り線のみ、夏季限定で売店が開かれる
23新千歳空港IC
  • 新千歳空港の最寄りIC
  • 2013年8月に供用開始された新しいIC
24千歳IC
25千歳恵庭JCT
26恵庭IC
27輪厚PA/SIC
  • 市道広島輪厚線
28北広島IC
29札幌南IC
  • 札幌新道(市道部分と接続)
  • 本線料金所併設
30大谷地IC
  • 旭川方面出入口のみ
  • 読み方は「おおやち」
31北郷IC
  • 千歳方面出入口のみ
  • 読み方は「きたごう」
32札幌JCT
33札幌IC
  • 旭川方面出入口のみ
  • 本線料金所併設
34江別西IC
野幌PA
35江別東IC
36岩見沢IC
岩見沢SA
  • 売店・フードコートが設置されている
37三笠IC
38美唄IC
茶志内PA
  • 無人PA
39奈井江砂川IC
40砂川SA/SIC
  • 砂川市道砂川SAスマートインター線
41滝川IC
42深川JCT
43深川IC
音江PA
  • 無人PA
44旭川鷹栖IC
45旭川北IC
比布大雪PA
  • 無人PA
  • 読み方は「ぴっぷたいせつ」
46比布JCT
47和寒IC
  • 読み方は「わっさむ」
48士別剣淵IC
  • 日本最北の本線料金所併設
  • ここから北の「北海道縦貫道路」は新直轄方式として、NEXCOではなく国土交通省北海道開発局の管轄になる

ナンバリングについて

かつてはインターチェンジ番号の付け方が「札幌JCTを基準に南北に番号が大きくなっていく」形を取っていた。そのため、遠く離れた士別剣淵IC虻田洞爺湖ICの番号が同じ、というようなややこしい事態になっていた。そのためか、2018年12月までに全てのICで現在の通し番号式に改められた。

メイン画像の新千歳空港ICのイラストは、ナンバリング改訂前の看板をモチーフに描かれたものである。

関連記事

親記事