cv:上田麗奈
概要
『ロックマンXシリーズ』のディープログ(電脳世界)でプレイヤーが出会った少女。
公式の表記は「RiCO」または「リコ」。
ディープログの管理人のような存在で、プレイヤーにゲームデータの修正を依頼する。
本作におけるナビゲーターであり、ゲーム内ではステージやイレギュラーデータ、操作方法や各種機能などについて解説する役割を担う。
その姿はレプリロイドのように見えるが現段階では不明。
とても明るい性格でテンションが高め。
プレイヤーのことは「プレーヤさん」と呼んでいる(「レ」で上がる、「ヤー」と伸ばさない)。
解説は基本的に丁寧だが、やや適当だったり抜けていたりもする。
信頼を寄せているのもあってか、データの探索や修正はプレイヤーに任せている。
「そう、プレーヤさんがやるのです!」という台詞は作中で度々見聞きすることになる。
また、同じくプレイヤーをサポートするヴィアによくからかわれたり解説役を取られたりして怒る。
一方で落ち着きがあり穏やかな口調で話す場面もある(ミッション画面の特殊台詞など)。
ゲーム内のチャットではシリーズキャラのドット絵に加えて彼女の絵文字も使用できる。
10種類ほどの可愛らしいデフォルメ絵が並ぶ中、濃い顔つきの劇画調の絵もありなかなかシュール。
謎
前述のとおり、ディープログの管理を行っていたようだがのちに仲間になるヴィアの言うことを知らなかったり、ストーリーの進行と共に時々彼女自身に不具合が起こるようになる。イレギュラーデータであるドラグーンやヴァジュリーラは何かを知っているようだがヴィアに会話を遮られてしまっているため、真相は謎のままである。
ストーリー13ステージではイレギュラーデータと同一の存在だということが判明。
プレイアブルキャラへ
2021年3月18にアップデートにて台湾版配信1周年を記念してDiVEフェス限定キャラとして実装されることが明かされた。ランクはS。
解析ゲージを消費することで発動する「リコディスプレイ」は、召喚スキルに当たるがスーパーロックマンやロールのように決まったものを呼び出すのではなくランダム方式で現時点で判明しているものでは
- アルティメットアーマーのプラズマチャージショット
- 覚醒ゼロの幻夢零
- アイリスの渇望する願い(行動不能スキル)
が使える。
もう一つのスキル「リコゾーン」は、自分の周囲にフィールドを展開して敵にダメージを与える上に解析ゲージを回復させることができるがバリアのように展開しながら移動するといった手段ができないため、運用には注意する必要がある。
余談
先述の通り明るい性格をしているが、これはXシリーズに登場するシリアスで真面目なナビゲーター達との差別化を図ったもの(→)。
RiCOのデザインは本作のデザイン全体の監修を務める水野佳祐が新規で描き下ろしている(→)。
「①元気さを表現するため、髪は短めに!②サイドテールで可愛さを出す!③コンセプトは軍服系などの制服!④ホットパンツ着用!」とスタッフから熱く語られたとのこと。
制服は管理者やオペレーターなどをイメージし、電脳空間の住人を思わせる水色の髪や目になっている。また、歴代のナビゲーターとは異なる立ち位置のキャラクターなので雰囲気が変わっている(→)。
担当声優である上田麗奈は、ボイスをイメージしていた台湾側のプロデューサーの指名(→)。
「プレーヤさん」という珍しい表記・呼び方は上田氏も初めてだったとのことで、面白い響きなので台詞の中でも印象に残っていると語っている(→)。
海外公式サイトのBANされたプレイヤーの告知には彼女が静かに怒っている感じのイラストが用いられる。
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