西洋竜

せいようりゅう

西洋で言う所の龍/竜。早い話が西洋的な特徴を持つドラゴンの事。

概要

早い話が、一般的なイメージ及びファンタジーや物語に登場するドラゴンの事。

ファンタジーなどでは東洋の伝承で語られる龍/竜と同一視されることも多々あるが、厳密には別の存在であるらしく、龍/竜が神獣であるのに西洋では悪魔と同一の存在、或いはその使いとされたり、邪悪な怪物として扱われている事が多い。

ただし、どちらもルーツはギリシャ神話で（化け鯨・ケートスが東洋竜やマカラのデザインのルーツと推測されている）、東洋竜の究極体である応竜が翼を持つのも、ギリシャ神話への先祖帰りとも言えるだろうか。

その為、一部の例外を除き大抵悪魔を思わせる蝙蝠のような羽根が生えている姿で描かれることが多いという。

その為、西洋ではドラゴンは“恐ろしいもの”、“倒すべきもの”といった捉え方をされており、そのルーツは創世神話に登場する原初の蛇を嫌悪する事からきているといわれているらしい。

詳しい解説については「ドラゴン」の記事を参照。

対して東洋の龍は「東洋龍」あるいは「東洋竜」と呼ばれる。