小早川秀秋(戦国BASARA)
せんごくばさらのこばやかわひであき
概要
初登場は『戦国BASARA3』。
常にオロオロし西軍か東軍のどちらに就こうかと、迷い続ける臆病者として描かれている。
鍋が大好物で、戦いの最中に手持ちの鍋で食事を始めたりする。
また、戦国美食会のメンバーらしい(ちなみに彼以外のメンバーは明らかになっていない)。
作中の扱いはとてもひどく、頼り慕う天海(その正体は本能寺の変態と名高い明t……おっと誰か来たようだ)には見捨てられ、同じ西軍の首領である石田三成や史実では義理の祖父に当たるはずの毛利元就からは、詰られ殴られ蹴られ踏みにじられSMの如き扱いを受ける等と散々。
以前豊臣秀吉の不興を買ったところを、徳川家康にとりなして貰った経緯から、立場的には豊臣派なのだが心情的には家康派。
家康が主人公の小説版では、彼の背負ってる鍋の秘密や、彼に料理を教えた人物が示唆されている。
3宴以降では(主に宗茂の頑張りで)大友軍とも交流があるらしく、宗茂が南蛮菓子を持って会いに来たり、宗麟も秀秋に「カロリー金吾」なる洗礼名を与えている。
性格
優柔不断で臆病な性格から人をイラつかせ、地雷を踏む事に関しては天性の才能がある為、自身の死亡フラグを立てることに関しては一級フラグ建築士と言うこれまたヒドイ扱われ方である。
しかし、一度調子に乗ると妙に度胸があったり、何だかんだで図太い発言をしたりする事もあり、実は同じくよくいじられるあの人並みに精神力が強い可能性がある。
声を担当する福山氏の熱演もあってか、ファンからは愛すべき馬鹿として扱われている。
尚、アニメ版(映画)では臆病ながらも心の底から平和を望むキャラクターに変更され、自身を危険に晒しながらも兵士達に警告を発する等、勇敢さも描写されている。
その戦い
鍋を使って戦い、食材さえも武器にする。
その言動からしてとても弱そうに思え、一瞬で倒せるのではないかとか思わせておきながら、実は技はかなり高性能であったりもする。
攻撃中スーパーアーマー状態になったり(自分の味方も巻き添えにするが)かなりの防御力を誇ったりしているので、油断していると意外と手こずってしまう。
その反面、戦闘時の音声の大半は「ごめんなさい」「(自分を)許して」等の言葉ばかりであり、思わず「お前、分かってやっているだろう」と思ってしまえたりもする。
ふざけているようではあるが、キャラクターの性能としては結構高い方である。
『戦国BASARA3宴』にて使用可能なキャラクターの一人になった。
見た目に似合わないハイスペックぶりは健在で、攻撃スピードが割と速い上にパワータイプで盾をすぐ壊せる上、防御力は「本多忠勝」を超え、固有技も強化・回復・反撃を受けにくい多段ヒット技、更にカウンターとバランスが良く、加えて固有奥義「あたふた金吾」では馬を軽く超える移動速度を出す。
Lv10ぐらい(こそこそ金吾を覚える辺り)で難易度:難しい以上の本多忠勝ら強豪武将相手でも「こそこそ金吾」だけ連打していれば、ほぼ無傷で撃破可能(検証済み)と言うチートぶり。
3宴以降の活躍
プレイ可能キャラ化した宴以降での活躍を記載。
戦国BASARA3宴
ストーリー内容は食への情熱に動かされた結果、憧れの食材を手に入れる為にまさかの一人旅を敢行、と言うもの。
ところが、天海が道中の手助けにと各地に送った手紙の内容が、悉く誤解を招くものだったせいで一人旅は命がけの珍道中へ……。
戦国BASARA4
元征夷大将軍足利義輝の天下創世の幕開けが宣言され、日ノ本は乱世と化していた。
備前の領主である小早川秀秋も参戦する事になるものの、当の本人は怖がってやる気がない。
そこで天海が説得し、最初はしぶしぶ天下取りを目指すが……?。
余談
- 3宴のストーリーモードでは片倉小十郎との絡みがある。史実の秀秋はかなりの男色家であり、美形であったとされる二代目片倉小十郎(片倉重長)を付け回していたと言う逸話が残っており、これをベースにしているものだと思われる。BASARAでは別にそう言う意味合いで付けている訳ではないので安心されたし。