概要のまま死んだんだ
街中に突如出現した怪獣シャルバンデスを見物しにやって来た飛鳥川ちせと、彼女の「先輩」こと山中暦。
川を挟んだ対岸から眺めているので安全だと思い込んでいた二人だったが、すぐ近くの水中に突如として謎のロボット・ダイナゼノンが出現。更にダイナゼノンが自分たちの方を向いたことに気付いて一目散に逃げだしたものの、暦は逃げる途中で転倒して逃げ遅れてしまい、そのままダイナゼノンの手で押し潰されてしまった。
それを見て、暦が死んだと思ったちせは
「先輩が死んだ？無職のまま死んだんだ……」
と、悲しみとも憐みとも受け取れる言葉を洩らしたのだった。
しかし実際のところ、暦はダイナゼノンのインナースペースに取り込まれただけで死んだわけではなく、スマートフォンの通話越しで何とか生存報告ができたのだった。
この台詞は「無職強調せんでも」と多くの視聴者の笑いを誘い、その直後Twitter上では「#無職のまま」がトレンド入りする事態となった。
同時に暦のキャラ付けが「無職」となり、「無職先輩」と呼ばれる羽目になった。
実際、彼は無職の引きこもりなので何の間違いも無いのだが。
はたして暦はこのアニメが終わるまでに職にありつけることができるのだろうか？！
