概要
ファデュイのエージェント。
いわゆるフィールドエネミーなのだが、雷蛍術師やデットエージェントのように単独でなく複数人で行動している。
それぞれが異なる元素を操り、対処法も異なる。そんな複数の種類が徒党を組んで襲ってくるため上記の2名よりもある意味厄介。
戦闘の前に弱点を突けるパーティ編成に切り替える(炎、雷、氷、両手剣など。後述も参照)のが一番の対処法だが、それでも苦戦は必至。
分類と対処法
共通
風拳を除いた全てのファデュイ先遣隊は戦闘から一定時間経過するか、ダメージを一定以上受けることで元素シールドを展開する。
このシールドは被ダメージを大幅にカットする他、弱点となっている元素以外での破壊はほぼ不可能となっており、対応する元素を持つキャラクターがいないと詰みかねない。
(凍結を駆使してシールドを展開される前に倒す方法もあるが、こちらも難易度が高い)
重衛士(水銃・氷銃)
それぞれの元素を込めた弾丸を撃ってくるだけでなく、前方広範囲に水や冷気をまき散らす。水銃と氷銃が同時に出てくると、なすすべもなく凍らされてしまうことも。
さらに、水銃は回復弾で他の先遣隊を回復させてしまう上にその回復スピードが尋常ではないので、真っ先に倒さないとこちらがやられてしまう。
弱点は水銃は雷、氷銃は炎。
前鋒軍(雷ハンマ・風拳)
その名の通り前衛役。
風拳は上記の通り元素をまとわない代わりに時折りガードでこちらの攻撃を防ぐうえに、無理に攻撃をすればこちらを吸い寄せた上でカウンターを打ち込んでくる。防御は弱い上に唯一元素シールドを纏わないので、ガードを解いているうちに攻撃をすれば比較的倒しやすい。
雷ハンマはその見た目通り、こちらに突っ込んできて強力な一撃を叩き込んでくる。動き自体は遅いものの、攻撃時に周囲に雷をまき散らすので紙一重で避けても大ダメージを受けて吹き飛ばされてしまう。
氷元素が弱点。
遊撃兵(炎銃・岩使い(メイン画像))
見た目は華奢な支援役。
炎銃は炎をまとった銃撃を最大で3点バーストで撃ってくる。弱点は水。
岩使いは同様に元素をまとうと3方向に同時に遠距離攻撃をしてくる。さらに、広範囲に弓攻撃を防ぐバリアを展開してくる。こちらの弱点は岩元素、両手剣及び爆発。また、過負荷反応も有効。
どちらも重衛士や前鋒軍と比べるとそんなに強くないので、後回しにしてもよいだろう。
余談
はっきり言ってしまうと、殆どの旅人達からは蛇蝎の如く嫌われている。
理由としてはやはりその面倒臭さと見返りのなさだろう。
元素シールドを展開するエネミーは先遣隊の他にも複数存在するものの、全員弱点元素でなくとも攻撃すればある程度削る事が可能となっており、仮に編成に弱点を突くことのできるキャラがいなかったとしてもまだ対処は可能となっている。しかし、先遣隊の場合そうはいかない。上述の通り弱点元素でなけばシールドを割れない為、キャラ編成がかなり縛られてしまう。
また、前鋒軍や重衛士は体格が大きいため、この手の雑魚敵一掃に重宝するウェンティの元素爆発でも引き寄せることができない。運よくウェンティをゲットしヒルチャールや宝盗団相手にウェンティ無双していた旅人たちを絶望に叩き込んだであろうことは想像に難くない(しかも、デットエージェントや雷(氷)蛍術師には普通にウェンティの元素爆発は効く)。
そしてドロップ品も固有のものがなく、デットエージェントや雷(氷)蛍術師も落とす『〇〇の記章』のみ。
だが、霧虚ろや刀のついでに集めるより、記章をピンポイントで集めたいという時に集めやすい。
以上の要素から非常に忌み嫌われており、全ての元凶である元素シールドの弱体化を望む声が多く上がっている。
※Ver1.2で追加されたデイリー任務「執行官様のために!」ではドラゴンスパインで先遣隊を3体倒すというものであり、極寒ゲージに気を付けながら彼らと戦わなくてはならない。ただし、篝火が近くにあるのでゲージの回復は容易であるうえに、こちらでははじめに2体が出てきて、倒したら残り1体が増援として出ると小出しで来るので若干戦いやすい。
上記のドロップアイテムの件に加え、メニュー画面の「冒険の証」の項目ではデットエージェントや雷(氷)蛍術師が「精鋭」扱いに対し、先遣隊は「普通」となっていることから、立場はデット達よりも低い一般兵ポジションの可能性がある。
逆を言えば、一般兵でもこれだけ強いとも解釈でき、ファデュイとそれを統べるスネージナヤの軍事力の高さがうかがえる。