概要
セカンドワールド内の仮想国「ジェノック」と「ハーネス」で使用されているLBX。フレームタイプはブロウラーフレーム。DCはデクーカスタムの略称にあたるとされる。
基本装備は剣「コンバットソード」と片手銃「J3ビームマシンガン」など、ジェノック・ハーネスの汎用装備。
デクーを基に開発された機体で、胴体や脚部が酷似しているのはその為。
汎用性に優れており、DCエリアル、DCブレイバーといった姉妹機が存在する。
小隊長機と一般機では、頭部パーツのデザインが異なる。右肩に小隊番号(アニメのみ)が、左肩に所属している仮想国のエンブレムが描かれている。
プレイヤーは東郷リクヤ、乾カゲトラなど他ジェノック、ハーネス生徒の多数
「パラサイトキー」を宿したリクヤの機体は、文字通り物語の鍵として、戦いの最大の目的のひとつとなった。
主な装備一覧
- コンバットソード
片手剣。見た目はコンバットナイフに近い。
- J3ビームマシンガン
片手銃。マシンガンタイプであり、バル・スパロスも装備した。
- J3スマートランチャー
ロケットランチャー。実弾発射型のロケット砲。
- フロントバックラー
防御装備。大きい丸形の盾。
- JM-38ライフル
物語中盤で嵐山ブンタと細野サクヤが開発した、実弾発射タイプの狙撃銃。
プロト・Iが使用していたアドバンスドライフルと同型のライフル。劇中では吹野タダシ機の装備として開発され、彼がライフルにまつわる過去のトラウマを克服して以降はタダシ機が使用するようになる。
- オーキャノン
ハルキのLBXオーヴェインのMGS。リクヤ機が空中空母「ドル・ガルーダ」攻略戦で一度だけ装備。
以下はゲーム版のみ登場。
- HM11スピアー
ランス。シンプルなデザインの突撃槍。
- HM12ナックラー
ナックル。二本の突起が取り付けられている。
- HM35アックス
ハンマー。二枚の刃が取り付けられてられた大型の斧。
- HM18マシンガン
両手銃。マシンガンタイプ。
- ライディングアーマー(格闘用装備)
細野サクヤが開発した、外骨格型のLBX専用兵器。アニメでは、ロストエリア内においてリクヤ機が格闘用装備のライディングアーマーを使用した。
ちなみにゲームでは処理的に「DCオフェンサーJ」ことジェノックカラーはDCオフェンサーの通常色、「DCオフェンサーH」ことハーネスカラーは色違いにあたる青として処理されている。
バリエーション
DCエリアル、DCブレイバー
DCオフェンサーの派生機体。
DCブラストアーム
DCオフェンサーの強化型。
シルエットは変わらないが黒とオレンジのカラーリングに塗装され、右肩にはBA、腰部にはDC-96とマーキングされている。
鴻森シスイはヘッドパーツをセットすることで専用ボイスが存在する。
アニメ
主人公である瀬名アラタを含む、多数のジェノック・ハーネスメンバーが使用。
ギガントの壁攻略戦で、アラタ機が、誰一人傷をつけることができなかったガウンタ・イゼルファーに必殺ファンクションで傷を与えた後に跳弾し、ギガントの壁の外壁を崩すという戦果を上げた。
また、サクヤによる新型武器のテストや第一小隊のメンバー全員のLBXがオーバーホールになった際に出撃したりと活躍を見せる。
空中空母「ドル・ガルーダ」攻略戦ではリクヤ機が今までの鬱憤を晴らすかのごとく、オーキャノンを装備したDCオフェンサーが出撃、続くロストエリア攻防戦ではライディングアーマーに搭乗し、ワールドセイバーが繰り出したラージドロイド「サイロンガーダー」との戦闘で活躍している。
ゲーム
アバターが序盤、アラタからの質問での応答次第で本機が初期機体になる。
JとHでは他の赤、黄、黒(いずれもランキングバトル)で登場する色違いタイプとLP,DFの値が異なる
『装甲娘』において
適合者の本名は「イワモト スズリ」(CV:中村桜)。旧版、ミゼレムクライシス版共に登場している。詳細は『DCオフェンサー/イワモト_スズリ』を参照。
その他、関連・派生機体のLBXも装甲娘として、
がいる。詳細は適合者の個別記事参照。
余談
指揮官機をDCディフェンサーと呼称するユーザーもいるが、DCディフェンサーは正式名称ではないことに注意。
本機には緑色のモノアイがあり、アニメではギガントの壁初戦のハイパーエネルギー弾(ボム)発動時に確認できる。