「高揚。貴公の力、聢と見させていただいた。―——その剣のことも、今は問うまい。先の無礼は我が奥義の開帳にて雪ぎたい」
概要
八舞耶倶矢、八舞夕弦の本来の姿。より正確に言えばその元になった少女。
今までその存在は示唆されていたが、本編最終巻となる第22巻において遂に登場した。
ただし、劇中に登場した八舞は厳密には人間だったころの本人ではなく、一時的に耶倶矢と夕弦の2人が合体した姿であり、背もそこまで高くなく、六喰や夕弦よりも大きいその爆乳もそれほどではなかったらしい(本人談)。
回想録から本来の彼女は耶倶矢と夕弦の思考や好みが合わさったような人物だったことが断片的に窺い知る事ができる。
その理由は2人が1人の少女から生まれた分化体という存在ではなく、2人が成長して別人としての人生を歩んできた(ちょうど同一人物である筈の士道と真士が全く異なる存在になった事と同じ様なもの)事によるものである。
耶倶矢と夕弦の面影を色濃くした顔立ちをしており、2人の口調が合わさった様な喋り方をする。
性格はよりキザっぽくなっており、その様子は威風堂々とした王者の風格を思わせるものへと変貌している。
また、天使<颱風騎士(ラファエル)>も本来の姿と思われる弩弓へと変化。天使の最強必殺技と推測される【蒼穹を喰らう者(エル・イェヴルン)】を行使することが可能なほか【護る者(エル・ペゲ)】という盾を展開することが可能な様だ。
彼女のより詳しい詳細や、何故2人に分かれたかなどの理由については親記事を参照されたし。