cv:上田麗奈
概要
『ロックマンXシリーズ』のディープログ(電脳世界)でプレイヤーが出会った少女。
公式の表記は「RiCO」または「リコ」。
ディープログの管理人のような存在で、プレイヤーにゲームデータの修正を依頼する。
本作におけるナビゲーターであり、ゲーム内ではステージやイレギュラーデータ、操作方法や各種機能などについて解説する役割を担う。
その姿はレプリロイドのように見えるが現段階では不明。
とても明るい性格でテンションが高め。
プレイヤーのことは「プレーヤさん」と呼んでいる(「レ」で上がる、「ヤー」と伸ばさない)。
解説は基本的に丁寧だが、やや適当だったり抜けていたりもする。
信頼を寄せているのもあってか、データの探索や修正はプレイヤーに任せている。
「そう、プレーヤさんがやるのです!」という台詞は作中で度々見聞きすることになる。
また、同じくプレイヤーをサポートする仲間であるヴィアによくからかわれたり解説役を取られたりして怒る。
一方で落ち着きがあり穏やかな口調で話す場面もある(ミッション画面の特殊台詞など)。
2021年3月18日から開催されたイベント「解析!RiCOプログラムと青の影」では、自分自身をハンタープログラムとしてディープログに具現化させる方法を見つけ、プレイヤーの協力で解析に必要なパーツを集めることに成功した。
なお、ヴィアによるとリコのハンタープログラムはデータとして具現化されるものであり、リコ自身はこれまで通り存在している。
謎
概要の通りディープログの管理を行っていたようだが、ヴィアの言うことを知らなかったり忘れていたりするメモリの不調をはじめ、ストーリーの進行と共に時々リコ自身に不具合が起こるようになる。
ヴィアによると「データ修復の副作用」であり、修復といえどイレギュラーデータを攻撃することが影響していると説明しているが、なぜその行動が彼女に関係するのかは不明。
イレギュラーデータであるドラグーンやヴァジュリーラは何かを知っているようだが、ヴィアに会話を遮られてしまっているため、真相は謎のままである。
そして、ストーリーステージ13ではイレギュラーデータと同一の存在であることが判明。
先述のイベントステージでは、リコやヴィアについて一歩踏み込んだ掘り下げが行われた。
ステージに出現したイレギュラーデータ達はいつもと雰囲気が異なり、それを見てヴィアを連想したリコは自分でもそのように感じてしまったことに困惑している。
ヴィアはプレイヤーとの戦いの後、リコの存在をつなぎとめる鍵がプレイヤーであると告げている。
そして、一人残ったヴィアはシルエットに包まれた謎の人物と言葉を交わしたが、よく見るとその相手はどことなくリコに似た姿をしていた。
プレイアブルキャラへ
3月18日のアップデートにて、台湾版配信1周年を記念してDiVEフェス限定キャラとして実装された。ランクはS。
解析ゲージを消費することで発動する「リコディスプレイ」は召喚スキルに当たるが、スーパーロックマンやロールのように決まったものを呼び出すのではなくランダム方式で、現時点で判明しているものでは
- アルティメットアーマーのプラズマチャージショット
- 覚醒ゼロの幻夢零
- アイリスの渇望する願い(行動不能スキル)
が使える。
もう一つのスキル「リコゾーン」は、自分の周囲にフィールドを展開して敵にダメージを与える上に解析ゲージを回復させることができるが、バリアのように展開しながら移動するといった手段ができないため、運用には注意する必要がある。
その他、イベントステージのランキング上位に入賞すると入手できるスキン「桜乃リコ」は、春の季節らしいピンクを基調としたカラーリングになっている。
余談
ゲーム内のチャットではシリーズキャラのドット絵に加えて彼女の絵文字も使用できる。
10種類ほどの可愛らしいデフォルメ絵が並ぶ中、濃い顔つきの劇画調の絵もありなかなかシュール。
ちなみにLINEスタンプとしても他のキャラと共に発売されている。
先述の通り明るい性格をしているが、これはXシリーズに登場するシリアスで真面目なナビゲーター達との差別化を図ったもの(→)。
RiCOのデザインは本作のデザイン全体の監修を務める水野佳祐が新規で描き下ろしている(→)。
「①元気さを表現するため、髪は短めに!②サイドテールで可愛さを出す!③コンセプトは軍服系などの制服!④ホットパンツ着用!」とスタッフから熱く語られたとのこと。
制服は管理者やオペレーターなどをイメージし、電脳空間の住人を思わせる水色の髪や目になっている。また、歴代のナビゲーターとは異なる立ち位置のキャラクターなので雰囲気が変わっている(→)。
担当声優である上田麗奈は、ボイスをイメージしていた台湾側のプロデューサーの指名(→)。
「プレーヤさん」という珍しい表記・呼び方は上田氏も初めてだったとのことで、面白い響きなので台詞の中でも印象に残っていると語っている(→)。
海外公式サイトのBANされたプレイヤーの告知には彼女が静かに怒っている感じのイラストが用いられる。
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