概要
その前に説明しておこう。ゴールドシップ(ウマ娘)とは、現実におけるゴールドシップ(競走馬)をモチーフにしたキャラクターである。
ん？そんなことは知ってるって？まあ聞いておくれよ。メディアミックス展開されているウマ娘プリティーダービーにおいて、どれで展開されている者なのかによって差異はあるものの、どの媒体においてもゴールドシップ(愛称、ゴルシ)が破天荒であったり、カオスな言動をしている、それでいてポテンシャルは非常に高いということは共通しているんだなぁ。これが。
なかなかクセ者揃いのウマ娘達の中でも「ウマ娘界のハジケリスト」の俗称が示しているかのように、ゴールドシップが何かをしても「まあ、ゴルシだし」の一言で大抵のことが受け入れられてしまう。
これはモチーフである競走馬の方のゴールドシップをして、気まぐれで破天荒でという無茶苦茶な馬でありながら、最後尾にいたと思ったのにいつの間にか一位になっているほどの能力の高さ(通称、ゴルシワープ)を見せつけ、さらに「舌を出すことが相手を挑発する行為である」と理解した上でそれを行う知能の高さを併せ持つという凄まじい馬だったこと、前述のように気まぐれでやる気がなければまともに走ることすらないというその性格も合わさって「ゴールドシップなら何をやったとしても不思議ではない」というのがファンの認識であり、それ故にウマ娘化してあんなカオスな言動をしていても「まあ、ゴルシだし」の一言で片づけられたらしい。
と……ここまでなら普通かもしれないけれど、引退後のゴールドシップを調べてみたら「あれでも実際は本気を出していなかったんじゃないか？」と思わせる程の力を秘めていたんだ。
よりにもよってあれだけの活躍を良い意味でも悪い意味でもしまくっていたゴールドシップがあれでも本気では無かった。
りっぱに本気を出していたら一体どんな力を発揮していたんだろうなぁ……という話なわけよ。
野良の馬よりもトレーニングで高い能力を発揮する競走馬。その中でも高い能力のゴールドシップの本気。しかも頭も良いし気まぐれだしとなれば何をしでかしたとしても不思議じゃない。
球乗りや竹馬、ホッピング等のお題が入っていた？ボックスから出てきて、颯爽とセグウェイで走行することだってできたかもしれない。
しかも例えばアグネスタキオン(ウマ娘)が流石にモチーフである馬の方はマッドサイエンティストな要素は無かったにも関わらず、ゴールドシップの方はモチーフの方からしてこうなのだ。
ようは「ゴールドシップなら何をしでかしたとしても不思議ではない」ということ。
うん。なんか突拍子もないことを言い出してそれに周り(主にメジロマックイーン(ウマ娘)など）が巻き込まれる珍騒動が起こるというトラブルメーカー役としても、何かが起きた際のそれを解決するデウス・エクス・マキナ役であったとしても、ゴールドシップなら違和感無くできそうだ、ということだ。それがゴルシ万能説ということさ。
ぜったいに、絶対に！だからと言ってモチーフであるゴールドシップの方に迷惑なことはしてはいけないけれどな！アタシとの約束だぜ！
ところで、上までの概要にアタシからのメッセージを隠してたんだけど、気づいたか？ヒントは「段落ごとの頭文字」だ。そろそろアタシのおでんも温まる頃だしな。
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似たような扱いにされがちなキャラの一例
ボボボーボ・ボーボボ…同類。もはや言葉のみ羅列されたらゴールドシップの台詞かボーボボの台詞なのかわからなくなるレベル。
ドクターウェスト…「デモンベイン」シリーズに登場するマッドサイエンティスト。奇天烈な言動と高い知能を併せ持ち、世界のループの中でただの一度も同じ言動をしなかったとされ、原作と違う如何なる行動や設定でさえもすべて正しいという可能性があるという凄まじいキャラクター。
