プロフィール
所属団体 | 煉獄 |
---|---|
階級 | A級闘士 |
身長 | 203cm |
体重 | 130kg |
異名 | 「三鬼拳 百足」 |
年齢 | 不明 |
誕生日 | 不明 |
概要
ケンガンオメガに登場する、『拳願会』と並ぶ裏の格闘技組織『煉獄』のA級闘士の一人。初登場はかなり早く、煉獄の見学に来た光我や龍鬼の前に弓ヶ浜ヒカルやニコラ・レ・バンナと共に姿を見せていた。
煉獄では中国拳法家のトップ3である「三鬼拳」の一人として君臨しており「五王拳」の使い手。その実力は三鬼拳随一と言われている。
風貌はどちらかと言えばアジアよりヨーロッパ系のような顔立ちで、髪はオールバックで後ろでまとめている。基本的に仏頂面であり、表情豊かな煉獄の面子の中では異質な存在と言える。
ただし交流関係は割としっかりしているらしい。
拳願会との対抗試合では第6試合で登場。蠱毒の際着けていた腕輪を見せることで同じく蠱毒を生き延びた加納アギトを挑発。アギトの方も乗ってきたことで対戦となった。
序盤は五王拳で戦うも、溜めが必要な五王拳に対し速攻で圧倒されてしまう。
そんな呂天に向かって、アギトはこう言う。
「いつまで他人を演じている?」
「使え。あの男の技、『無形』を」
※これより先は89話以降のネタバレを含みます。
「勘違いするな。同じと思うなよ。」
「加納アギト。貴様は『試作品』だ。」
その正体はナイダン・ムンフバトと同じく「蟲」の一員。
タトゥーは舌に入っており、本性が露わになると目が大きく見開き、笑みを浮かべた表情になる。
蟲の中では十鬼蛇ニ虎派に属しており、「十鬼蛇ニ虎の全てを引き継いだ」と豪語しているように彼が開発した無形を極めており、単純な戦闘力では「滅堂の牙」であったアギトを上回る。また身体スペックも高く、呉一族の奥義である「外し」こと「鬼魂」(グイフン)も使用できる。
総じて作中トップクラスの実力を持っているものの、いかんせん言動が小物臭いのと顔芸のせいで強く見えないというある意味悲しい男である。
無形を解禁したあとは両者無形を使用した攻防となり、実況や拳眼を持つ光我のような闘技者ですら目で追えないほど高レベルの戦いを繰り広げた。
だが最終的にはアギトが引く形で打ち合いを制し、更には「武」に切り替えてもなお圧倒してみせたが、戦いの中でアギトが成長し、人格を融合して「武」と「無形」の切り替えのタイムラグを無くしたことで形勢が逆転。奥の手である「外し」を使い、最早人間というよりも獣に近い姿となるも獣性を克服したアギトには敵わず、最後は最強の技「龍弾」を顎に受けて敗れた。