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概要

十鬼蛇王馬と瓜二つの顔立ちをしている、『中』出身の青年。歳は光我と同じくらいに思われる。


「拳願仕合に出たい」と拳願会前会長の片原滅堂の下を訪れた後、彼の推薦で山下商事へ行って闘技者となり、そして成島光我とともに山下一夫の家で暮らすことになる。


人物

誰が見ても王馬と見紛う容姿を持つ。あまりに似すぎているためクローン技術を疑った山下はDNA鑑定にかけようとしたほどである。


時折、つい最近まで共に暮していたという「じーちゃん」の存在を口にするが、これは後に臥王流最後の継承者であり二虎流の創始者の臥王鵡角だと明かされている。


のんびりした性格なのか、中々軌道の読めない発言をする事が多い。成島丈二に近いマイペースぶりである。

しかしその内心は「空っぽ」「良い人間でも悪い人間でもない、何もない」「誰も信じてない」と評される程空虚。みだりに人を殺傷するわけではないが、殺人への忌避感や罪悪感と言ったものは全く無い。またルールに則った仕合の経験も一切無く、"癖"で相手を殺そうとしてしまうこともある。また殺意を少しでも隠そうと努力するような意識も無いため、それについて問い詰められても「うん、殺そうとしたよ」とあっさりと素直に認めてしまうほどである。さらに裏の世界に浸かりきっている者なら、殺意どころか彼が過去人をどれだけ殺してきたかまで感じ取れてしまうほどに、死の臭いを漂わせている。

なお「普通の人間は殺さない」という発言や、光我の「虫けら」という言葉に反応して殺意が湧いていた様子を見ると、自分を殺そうとする『蟲』から生き残る術としてそのような感情を植え付けられてきた可能性が推測される。

そもそも生まれ育った「中」自体、死が身近に存在する地獄絵図であり、「負ければ死」「しくじればそれでお終い」という「中」の日常が骨身にしみている点も大きい。

しかし、そうした生い立ちのために、追い詰められると脅威の排除=敵の殺害による手段に傾倒、なりふり構わなくなってしまう悪癖に繋がっている。


王馬は人の名前をカタカナフルネームで呼んでいたが、龍鬼は誰に対してもいきなり下の名前で呼ぶ。


キャラ物や動物柄を好むなど、ファッションセンスがとても子供じみており、光我には〝壊滅的〟だと言われる(光我のヤンキーファッションも大概だが)。ワンアクセントに光我が選んでみた伊達メガネをえらく気に入り、それ以来普段から掛ける程好むようになる。


勝手にライバル視してくる光我のことは最初は軽くあしらっていたが、2人で色々なことを経験するうち大切な友達として認識し、殺人衝動の中で光我のことを思い出すような人間的成長をしているようだ。しかし光我の実力を否定する者に対し光我本人以上の苛立ちと怒りを表すなど、友情を超えて執着のような感情も見せることがあり、まだまだ情緒は不安定である。


使用武術

臥王を名乗るだけあって、臥王流を用いる。王馬の二虎流の原型となった古流柔術であり、共通点や原理が同じ技が存在する。筋肉を硬直化させ鋼のような固さにする「纏鎧」や、相手の力の方向を変える「柳」はその代表例である。


攻撃では低い姿勢から一気に殴り上げる「地伏龍」、地伏龍と同じ軌道に見せかけて跳び蹴りを食らわせる「裂空」などのアクロバティックな技が多い。また『蟲』を殺すための殺人技もいくつか心得ている。


しかし臥王流は基本的には弱者が武器も遣うことを想定した奇襲・暗殺主体の武術であり、一度タネが割れてしまうと防ぐのが容易になるため、現代的な仕合では通用しづらいのが弱点。

臥王鴾角がわざわざ二虎流として技術を編纂し直したのも、また龍鬼に「人前では地伏龍しか使うな」と伝えたのも、その弱点ゆえと思われる。


二年後では拳願仕合に出ない間に各地の蟲狩りを行っていた影響で殺しに特化したスタイルが加速してしまい、短距離走に近い全力の殺し合いと長距離走に近い試合形式のやり方が噛み合わず試合では格下相手にも苦戦するようになったが、桐生刹那のアドバイスと指導によって「相手を殺す気で戦う」という殺意の発露と孤影流によってより危険な方向へ舵を切る形で克服。

しかし、ずっと龍鬼の背中を追いかけ続けた光我の見立てでは「殺意と妙な技のお陰で強くなったつもりで実力自体は2年前と大差ない」と言い切られている。


  • 地伏龍(ちふくりゅう)

地に伏せた体勢から一気に拳を突き上げるアッパー。本来は土下座で許しを請う姿勢から懐の武器で相手の急所を突く殺人技。あくまで奇襲技なので一度見られると脅威度が半減するのが弱点だが、伏せた体勢から放つ点から相手の攻撃を伏せて回避した直後にカウンターとして放つ、後述の裂空との二択を持ちかける等、ある程度は応用によってカバー可能。


  • 纏鎧(てんがい)

全身の筋肉を締め上げ、硬化させて相手の攻撃を凌ぐ防御技。避ける、捌くなどの選択肢が取れない場合の技。ちなみに龍鬼は拳願仕合の初戦で地伏龍の前にこの技を使って黒狼の必殺技を耐えているので実は「仕合では地伏龍しか使うな」という言いつけを速攻で破ってたりする。

また、筋肉を硬直させる性質上、動きが制限されるために、関節の可動を要する技を使うと、相反した動き故に壊れかねない負担が生じる。

二虎流の不壊と原理は同じだが、不壊と比較して筋肉の硬化の締め上げが緩く、その分纏鎧を掛けたままでも攻撃、回避が行いやすいという点で差別化されている。


  • 裂空(れっくう)

地に伏せるまでは地伏龍と同じだが、アッパーではなく相手の頭上まで飛んで頭部に蹴りを入れる凄まじい跳躍技。地伏龍と合わせることで奇襲技ゆえの脆さを二択の強制によって補える。


  • 柳(やなぎ)

相手の力の流れをコントロールし体勢を崩す。二虎流の同名の技と同じ。


  • 蛇伸拳(じゃしんけん)

繰り出す前に迎撃され不発に終わったが、相手の直前で左に跳んでいたため、本来は回り込む形で奇襲する技だと思われる。


  • 双龍突(そうりゅうとつ)

首を狙うように両手で突きを放つ。こちらも回避されてしまい不発。


  • 柔打(やわらうち)

いわゆる鎧通しで、内部に衝撃を浸透させる打撃。臥王流では珍しい純粋な格闘技。


  • 穿(うがち)

纏鎧の応用で親指の筋肉を硬化させ、相手の急所を撃ち抜く殺人技。


  • 逆月(さかつき)

武器を持った相手の手を取り、そのまま相手の手で武器を突き刺させる。


  • 百舌鳥(もず)

指で相手の頸椎を狙う突き技。


  • 羅刹掌(らせつしょう)

桐生刹那から伝授された孤影流の術。肘から先を旋回させることで極めて殺傷力の高い掌底を放つ。刹那と比べて肘から先のみを回転させているぶん、回転と威力は劣るが隙は少ない。


  • 瞬(またたき)

こちらも孤影流の技。相手の瞬きを利用して姿を消したように移動する。奇襲でこそ真価を発揮する臥王流にとってはうってつけの技。


  • 羅刹脚(らせつきゃく)

桐生が編み出した脚で放つ羅刹掌。しかし龍鬼の場合は攻撃に利用できるまでの練度には至っていないためか、ほぼ移動技としてのみ利用されている。


本編

以下ネタバレ注意





「じーちゃん」の言葉に従って闘技者となるために片原滅堂の元に赴くが、フードを被った龍鬼を襲撃者と勘違いした二階堂蓮の攻撃を受ける。これを難なく組み伏せたところに滅堂が現れた。龍鬼がフードを取ると、彼の十鬼蛇王馬そっくりな容姿に滅堂は波乱を予感し、胸を踊らせた。


龍鬼は滅堂の紹介で山下商事へと赴くが、今度は王馬を仇と付け狙う成島光我の襲撃を受ける。ここでも龍鬼はかるく攻撃をいなすが、光我の「虫けら」という一言に豹変。「じゃあ殺す」と凄んだ龍鬼に、光我は死の恐怖を感じる。しかし今度は山下一夫がそこに登場したことでなんとか場が収まった。


龍鬼が闘技者となるための試験として、『ニュージェネレーションズ』の打吹黒狼と仕合を行う。黒狼を臥王流の立ち回りで追い込んだ末、必殺技『スティンガー』を受けるが致命傷にはならず、龍鬼も必殺技『地伏龍』で決めて勝利した。しかしこの直後、"癖"で黒狼を殺してしまうところで、山下と氷室涼金田末吉はこの殺気を感じ取っていた。


山下商事で拳願会の仕組みを秋山楓から学んでいる最中、氷室と金田が現れる。光我が氷室に舐めた口をきいて殴られたのが引き金となって戦闘となるが、氷室はあっさりと龍鬼を制して「臥王流は、拳願仕合では通用しねぇ」と言い放った。

さらに氷室は龍鬼に、黒狼戦で見せた殺意について問い詰めるが、「うん、殺そうとしたよ」と軽く答える様子に、彼の心の問題の根深さを思い知る。


その後しばらくして、山下の勧めで全日本プロレスで修行する光我のもとを訪れるが、龍鬼の発言をプロレスを侮辱したものとして激昂したホセ神崎と闘うこととなる。ホセの攻撃を避け『地伏龍』を胸に食らわせるが、あまりに厚い筋肉に押し負け、衝撃が貫通しないことに気付く。互いに底を見せないまま、本格的な仕合が始まりかけたところ、本業に差し障りの出ることを懸念した関林ジュンが止めることで水入りとなった。


その後、単独でトレーニングに励む光我の前に現れ、戦いにおけるフットワークの重要性を語り、光我の欠点を指摘する。


その次は再び『ニュージェネレーションズ』の百合川泰樹と対戦。パンクラチオンの遣い手としてアダム・ダッドリーにも認められた強者であったが、あっさりと撃破。しかし仕合中、氷室と同じく百合川にも『地伏龍』を止められており、その理由が分からず悩む表情を見せた。


幽崎無門の死亡事件後、生活用品を増やすべく光我とショッピングに出かける。ファッションセンスの衝突などはありつつも、この一日で彼との間に友情が芽生え出す。

その後も光我や山下商事の面々と一緒に海水浴に出かけるなど、確かな友情を育んでいった。


しかし光我と共に外食に出かけたところ、『蟲』らしき不審人物の襲撃を返り討ちにした現場を光我に見られてしまう。互いのすれ違いも重なった結果、価値観の相違から絶交を告げられる。当の本人は情緒面が不安なためか、光我の揺れを理解できておらず、絶交を言い渡された理由を理解できないまま一人残されたが、彼の苛立ちは採用試験を控えているためと解釈。


光我の採用試験終了後、第三仕合の相手、阿古谷清秋との仕合で臥王流の欠点が露呈。爺ちゃんから人前では地伏龍以外の使用を禁止されていたことから一方的に苦しめられるが、遂に約定を破綻。臥王流『裂空』を繰り出すが、阿古谷が人類最高峰の反射神経を備えていることもあり、直撃には及ばず回避される。

裂空で倒せないと見るや、再び臥王流の新たな技、『柳』を用いて阿古谷の隙を作り出すが、これも防がれてしまう。その隙を突かれ、喉元を抑え込まれた末に地面に押し倒され、高威力の鉄槌を何発も頭部に受け、猛攻から逃れるべく技を繰り出しかけた瞬間、光我の泣いて激怒する顔が浮かび、動きが止まったところを滅多打ちにされる。阿古谷が護衛者により拘束されたことで命は助かったものの、初の敗北を喫した。最後、何故動きを止めたのかを阿古谷に問われ、殺人に行き着きがちな自身の考え方に関し、疑問を得たことを口にする。

後に光我と言葉を交わした際、自身の迷いを口にしたことで、光我に龍鬼の殺人を止められる希望が生まれたとこで、無自覚ながら友情の修復に成功する。


その後『煉獄』との交流戦の、拳願会代表選手として阿古谷と共に内定する。


友情が回復した御蔭か再び光我と行動を共にするが、王馬と龍鬼の関連性を山下商事が探り出したことで蟲の奇襲を受ける。間の悪いことに光我と離れていた隙を狙われた結果、単独で戦い続けた光我が重傷を負うことになり、手術室の前で深い怒りを滾らせる。


交流戦では第五試合で自身がの一員であることを明かして誘いを入れた『オルドスの鷹』ナイダン・ムンフバトと戦い、前半では殺しを禁じられた事で不調となり殆ど一方的な展開になるも、度重なるナイダンの挑発と急かしに加えて光我の殺害を示唆された事で殺意を解禁し互角の立ち回りとなるも、ナイダンに絞め殺されそうなった事で首を穿で貫き、結果として反則負けになる。

試合後はまたしても敵を殺した事でみんなから嫌われたと一人落ち込んでいたが、そこへ接触してきた桐生刹那に何かを吹き込まれたらしく、対抗戦が終わった時にはスッキリとした表情で落ち着きを取り戻していた。


交流戦後は拳願仕合に出場せず、山下家に居候生活をつづけながら、桐生・阿古谷と共に蟲狩りを行っている。


その後、拳願仕合、煉獄の若手が名乗りを上げる合同トーナメント「戦鬼杯」に出場するも蟲狩りの影響で殺しに特化した事で予選の初戦で敗退。勝利数的に後が無くなるも桐生のアドバイスと指導によって試合においても殺人を躊躇しないようになったことによってレジェンド級の闘技者である千葉を一蹴。

王馬や光我の心配をよそに本戦でもアダムとの対戦で、地力の差で追い詰められるもダウン時に追撃しない彼のスタンスによって生き延びる形で噛み合い、反撃を成功させるも殺しかける。

準決勝においても光我を躊躇わず殺そうとする自己の矛盾に疑問を抱きながらも殺意の差で光我を追い詰めるが、同時に殺意に凝り固まった単調さで光我の想像を超えるような成長には至っておらず最終的には二虎流を駆使した光我の猛攻の前に、最後は臥王流地伏龍によって沈む。


関連項目

ケンガンオメガ






















以下ネタバレ注意



















ある人物の言により、彼の正体は十鬼蛇王馬と共にとある人物のクローンとして蟲によって生み出されたことが判明。

つまり、王馬とは血縁上(事実上)兄弟ということにあたる。

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