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飛王芳

ふぇいわんふぁん

飛王芳とは、漫画ケンガンオメガに登場する架空の人物である。
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死んじまったもんはどうしようもねえって


概要

 煉獄が誇るA級闘士の一人にして、煉獄に所属する中国拳法家最上位三名、通称『三鬼拳』の内、蝦蟇の異名を持つ。四川省出身の壬氏太極拳の使い手であり、ケンガンオメガより二年前から煉獄に参戦。当時『三鬼拳』だった闘士を破り、その座を奪う。
 とは対照的な白色の中華服に加え、髪色も白く言葉も標準的。物腰は多少軽めであり、人格も比較的常人寄りであるが、死に対する割り切り方はシビアであり冷静。 
 対抗戦に際し、他のA級闘士と共に代表に選抜される。

活躍

 初登場は6巻。豊田の招集を受け、他の闘士と共に見開きにて登場し、対抗戦の入場時にも姿を現す。
 一言二言程度の発言はあるものの目立った活躍はなく、控室にて劉などと共に解説・リアクション要員としての働きに留まっている。
 しかし五仕合目、遂に出場を決意したところをナイダンにより割り込まれた劉が小声で何かを呟かれたのを見ており、何を言われたのかと問い掛ける姿が確認される。仕合の顛末に対しては苦々しい表情を浮かべていた。が、割り切りも早く、代表闘士である以上一定のリスクは承知していると告げ、シビアな考え方を見せた。
 その後、六仕合目にて山下から素性を語られたことで一定の背景が明らかとなり、煉獄闘士の中でも比較的新参であることが判明。現時点から"二年前"に煉獄へ参戦した模様。

十二試合目に出場、若槻と戦う。

戦闘技術

  • 壬氏太極拳

 中国武術の一派。東洋哲学の対極思想を取り入れた拳法。複数の流派が存在し、それぞれ手法や拳法が異なるが、壬氏の名を持つ流派が現実にあるかは不明。



※これより先はネタバレを含みます。













太極拳に加え、隠し玉である近代格闘技を組み合わせた戦法で若槻を苦しめるが、戦いの最中、会場のモニターに映った"ある男"が何者かに対し「開放」を命じる。
不可解な出来事に会場は騒めきを見せる中、飛は不意に鶴の構えを取り、若槻を挑発。これに誘われた若槻を"どこかで見たことのある技"で軽々と投げ飛ばす。
既視感、そして過去に一度経験したことのあるその技の流派の名前を口にする若槻に対し、飛は──







※ここから先は、作品の重大なネタバレが含まれます。単行本勢は特に注意。





















俺の二虎流だよ。「虎の器」は、俺だ。



概要


正体はもう一人の十鬼蛇二虎の弟子の1人で『蟲』の一員
ケンガンアシュラ最終回に登場した龍旼を殺害した謎の人物の正体でもある。
なお『入れ替わり』の話を聞いていないにもかかわらず「2人は偽物だった」と発言したため王馬には違和感を持たれていた。
本当の使用武術は『二虎流』。特に水天の型に長けており、また王馬の知らない技も使用する。


活躍


二虎流を受け継いだ者としての本領を見せ、操流の型の基礎を用いて若槻の怪力を封じ込めるが、操流では押さえ込めないほどの怪力で拘束を振り切られ、宙を舞うものの、拳の一撃を受ける直前に新たな二虎流の技を用いて若槻を拘束。再び怪力で振り解かれるも、続々と新たな技を繰り出し、攻撃も水天の型を用いることで受け流すなど、若槻を徐々に追い詰めていくが、操流の型・柳を使用した瞬間、若槻が二虎流への対策を練り上げていたことで不発に終わり、水天で威力を流し切れない近接距離での膝蹴りを何度も受け、負傷。たまらず距離を取ったところで、若槻より二虎流への対策を練っている以上、差を埋めるためには「前借り(憑神)」を使う他ないと告げられるが、飛は「憑神」を過去の技術とし、二虎流第参奥義「神魔」を発動。心音が速すぎて聞こえなくなる程の勢いで心臓を動かすことで大幅に出力を上げ、若槻の胸に凹みを与え、復帰はされたものの一度は場外にまで弾き飛ばす程の力を発揮。若槻を徹底的に追い詰め、頼みの綱である爆芯も凄まじい血流を応用した血液の弾丸を繰り出すことでタイミングをずらし、不発に終わらせる。加えて「神魔」の正体が「憑神」と「降魔」の併用である為、攻撃を受けることもなく、優勢に立ち続けた。しかし「神魔」の使用を続けた結果、僅かながらも肉体に影響が出始めたことで一度は解除を検討するが、その瞬間を狙われたことで解除のタイミングを失い、「神魔」を持続したまま戦い続けることになる。さらに「神魔」の使用に際し、何かしらの工夫を施していた訳ではなく、負荷に対する耐久力は才能に依存していることが判明。加えて若槻の拘束を振り払うべくさらに出力を上げてしまう。出力を上げたことで更なる力を得、遂に若槻をダウンさせることには成功した、が──


「……ああ、そう。
         俺じゃ、なかったのか。」


遂に肉体が限界を迎え、崩壊し始める。全身から血を噴出し、飛もまたダウン──どころか、「神魔」の使用過多により寿命は残り僅か。駆け付けた医師により、死を宣告される。
それを聞いたメデルが遺言を届ける役割を買って出るが、飛は遺言の代わりに王馬を呼ぶよう頼む。用件を問いかける王馬に対し、飛は自身が死亡することで唯一の二虎流の後継者となる王馬こそが虎の器となることと、それに対する祝いの言葉を告げ、虎の器とは二虎の技と知識の後継者であること、龍鬼はあくまで臥王流の後継者であり虎の器とは無関係であること、龍鬼と王馬が正体は飛自身も知らないが臓器培養までして貰えるほどの地位を持つ人物のクローンであることを語る。

「…………おい。「今の言い回し」……
    ちょっと待てよ おい……………
  ハッキリ顔を見たことはねえが……
   ……お前……

 …………おい……冗談だろう……

        まさか…………「虎の器」は……」

しかし、王馬の軽口を交えた問いかけを聞いた瞬間、不意に動揺。"何か"に気づき、半ば混乱したように笑い始めた後、豹変。師である二虎に対し凄まじい怒りを見せ、自身どころか二虎流を継承する為に育てられた弟子のすべてが最初からただの実験台でしかなかったことを察したことで、錯乱状態に陥る。
あまりの状態に落ち着かせようと手を差し伸べる王馬に対し、まるで縋りつくように肩を掴むと、

「ッ最初からッッお前だったんだ!!「虎の器」はッ…………ッ!!」

二虎流に人生の全てを賭し続けて来た男は、その全てがただの実験の過程でしかなかったことに絶望しながら──息を引き取った。

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