概要
最強種の一種である猫霊族(ねこれいぞく)の少女で、本編の主人公である青年『レイン・シュラウド』の一番目の仲間。
また、本編の正式タイトル『勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う』の『最強種の猫耳少女』とはカナデのことであるため、本作におけるメインヒロイン的な存在でもある。
一人称は『私』で、猫霊族だからか「にゃあ」と言うことや語尾に「にゃ」が付くこともある。
スタイルに関してもタニア程ではないが発育がそこそこに良く、大きなものを兼ね備えておりそれを見たソラとルナは自分のコンプレックスのある小柄な身体と見比べて落ち込んでいた。
戦闘能力
身体能力がとても優れた猫霊族なだけあって、力と素早さ、身のこなしががとても優れている。
力に関してはDランクの魔物『キラータイガー』を踵落としの一撃だけで倒し、スピードも併せることで自分と対決した力に優れた勇者パーティの一員である戦士『アッガス』に「とんでもなく重い一撃だ」と思わせ、突進からの蹴りの一撃で戦闘不能にして勝利している。
素早さに関しても、戦闘開始してすぐに敵より先に攻撃を当てる『先手必勝』を実現する切り込み隊長的な立ち回りができる。
身のこなしも同様に優れており、高く跳び上がったり、アクロバティックな動きからの連続攻撃等のアクションも難なくこなす。
そして、カナデの主人であるレインもまた猫霊族との契約の恩恵を受けて自分と同じ特性を得ているため、二人がかりで素早く重い連続攻撃を繰り出すことも可能である。
人物関係
- レイン・シュラウド
前述の通り、カナデの主人。本編序盤ではキラータイガーに襲われている所を助けてもらった事をきっかけに彼と契約を果たし、仲間として同行している。
レインとは『主従』及び『かけがえのない仲間』な関係だが、男性としてちゃんと意識しているようで『宿屋で同じ部屋に泊まる際は恥じらいを見せる』『タニアがレインに抱き着いた際には嫉妬して彼女にレインから離れるように強く言う』『裸で水浴びをしていた所を、タニアやソラ、ルナ共々アクシデントでレインに裸体を見られては恥ずかしがる(ただし恥ずかしさよりも好意や信頼が勝っているのか誰も怒ったりレインを責めたりはしなかった)』といった感じである。
