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ウエストウッディの編集履歴

2021-05-07 04:52:53 バージョン

ウエストウッディ

くわがたのおうじゃ

インド〜ミャンマーに生息するクワガタの一種。

概要

インド北部〜中国国境付近に生息するクワガタの一種。正式名称はウエストウッディオオシカクワガタ及びウエストウッドオオシカクワガタであるが、当記事ではpixivのタグで使われている通称を使用している。また、図鑑などではオオシカクワガタという和名が使われることが多い。

シカクワガタと付いているがシカクワガタ属(Rhaetulus属)ではなく一属一種のオオシカクワガタ属(Rhaetus属)に属している。

クワガタの王様、クワガタの最高峰と呼ばれ昆虫業界ではカブトムシのヘラクレスオオカブトと人気を二分し、20万円弱〜数十万円で取引されている。ヘラクレス血統ものの個体が同じほどで取引されるためまさしく業界ではトップに君臨する知名度、人気を誇っていることが伺える。

ちなみにヘラクレスと何かと比較されがちなギラファノコギリクワガタは最大亜種のケイスケ亜種で数千円、最も貴重なニルギリ亜種ですら数万円のため本種の足元にも及ばない。これはギラファがインドネシア等で大量に採集、輸入されてくることや、ゲーム、甲虫王者ムシキングなどのエンターテイメント作品

により一般知名度が高まった種であり、外国産カブトムシクワガタの輸入解禁当初から業界的な需要はあまり無いためと思われる。


生態

標高1500m以上の山岳地帯で得られ、珍品とされる。

フタマタクワガタやシカクワガタと同じ材(朽木)に産卵するタイプのクワガタのため飼育には質の良い産卵材が不可欠。

幼虫期間は小型個体は1年、大型個体は2年。羽化後約1年休眠する。つまり幼虫が生まれてから産卵できるようになるまで計最長3年かかる。このことも価値に拍車をかけている。

♂は最大100㎜を超える個体が野外で確認されているが、そのような個体には一体どれだけの値が付くのだろうか…

ミャンマー〜中国雲南省にかけて亜種カズミアエが生息。

原名亜種よりも一回り小さく、飼育野外ともに最大でも80㎜台後半のものしか確認されていない。


メディアでの扱い


甲虫王者ムシキング


こむしちゃんのかんづめ

24弾にてウエストウッディクワガタという名称で登場。塗装無し(黒)と金メッキ、銀メッキカラーのものが収録された。


関連項目

クワガタ

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