注意
当記事はその性質上、親記事を新甲虫王者ムシキングに参戦する昆虫一覧とする。
概要
ギラファノコギリクワガタの亜種ケイスケの赤化個体(…をモデルにした新甲虫王者ムシキングのキャラクターと言ったほうが適切かもしれない)。
ケイスケは主にインドネシアのフローレス島に分布し、ギラファノコギリクワガタの亜種の中で最も体が大きくなることが特徴。
なお「ケイスケ」は第一発見者の息子の名前に由来。
ちなみに黒いクワガタムシ全般に一定数赤みがかった個体が出現し、代表的なものではレギウスツヤクワガタやマンディブラリスフタマタクワガタ、ギラファティモーレンシス(東ティモールに生息する比較的小型のギラファ)のそれが知られている。
また、甲虫王者ムシキング内ではヒラタクワガタやカブトムシではあるがヒメカブトの赤い個体が雑誌付録の限定カードとして登場している。
この体色は、極低確率で起こる羽化直後の赤い体色が抜けないまま固まる現象によるものもしくは生まれつき体色を構成する色素が薄いものと推測されており、劣性遺伝ではあるものの遺伝することが確認されている。
しかしゲームとは違い、羽化して体が固まりきった個体は肉眼で見ても気持ち赤い程度でしかないため、このような体色になるレギウスやギラファなどの血統を出品しているブリーダーは羽化直後の内臓が完成しておらずストレスに非常に弱い状態の個体を売っていることやインターネット販売の場合画像加工をしていることもあるため注意が必要だ。
なお、ギラファケイスケレッドという名称は一般、もしくは昆虫業界では使われないため新甲虫王者ムシキングに登場する当甲虫(キャラクター)を指すものと考えた方が無難である。
性能
新甲虫王者ムシキング激闘1弾にて、同時実装のヘルクレスリッキーブルーと対になる形で初参戦。
通常のギラファノコギリクワガタよりもテクニックに特化したステータス(実装当時全ムシ中最大の130)である。階級はSSR、肩書きは「紅(くれない)の最強ノコギリ」、必殺技はチョキの「G・ネックトルネード」。
超神化4弾再録時にはテクニックが(3弾登場のSGRレギウスツヤクワガタに並び)最大値の145に達し、同弾でマジンフォームのSGRレギウスツヤクワガタ(150)が解禁されるまでテクニック最大値を誇った。なお先述の通りSGRレギウス(通常)の方が登場が先なので更新とはならなかった。
なおVガジェバトルでマスターブラックが使用する個体も含めて、SSR甲虫の中では(赤い体色に反して)唯一ブラック甲虫として登場しなかった。