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くみかなの編集履歴

2021-05-08 20:59:23 バージョン

くみかな

くみかな

『響け!ユーフォニアム』の登場人物の黄前久美子と久石奏のコンビ・カップリングが描かれているタグである。

概要

響け!ユーフォニアム』の主人公・黄前久美子と、その1学年下の後輩・久石奏のコンビ・カップリング。

北宇治高校吹奏楽部の低音パートでユーフォニアムを演奏する二人。

久美子は奏のことを「奏ちゃん」と、奏は久美子のことを「久美子先輩」(入部当初は「黄前先輩」)と呼んでいる。


経歴

丁寧な処世術と他者の目を意識した振る舞い、そして吹奏楽部経験者としての確かな演奏技術を持ち合わせる奏のことは、久美子は入部当初から警戒しつつも「聡明な後輩」「冷静に他人を分析できるタイプ」などとして高く評している(最終楽章前編、101ページ、最終楽章後編、283ページ)。そしてその一方で、曲者のように自分を演出しながらも詰めの甘さが目立つ彼女の様子についても「芯の部分は子供っぽい」と認識している。(最終楽章前編、40ページ)

2年生に進級した久美子による「黄前相談所」の活躍ぶりや、コンクールシーズンにおける一連の活動を通して、久美子は奏から人間性と演奏技術の双方で高い信頼を預けられている(短編集2巻、29ページ)。対する久美子もまた、奏の小悪魔的な振る舞いのなかに憎めなさを見いだし、「奏ちゃんは本当にイイ性格してるなって思うよ」「あれ、もしかして馬鹿にされてる?」などと、先輩としての余裕からくる気軽な対応を見せている。(最終楽章前編、112ページ、142~143ページ、232ページ)


一方の奏は同じ担当楽器の直属の先輩である久美子に対して、彼女の持つ高い演奏技術から信頼を置くようになり、たびたび演奏関連や部員絡みの相談を持ちかけるなどして関わっている(第二楽章前編、132ページ、182ページ)。一方の久美子は、奏の礼儀正しい振舞いと演奏技術については評価しつつも、彼女がときおり見せる狡猾な本心に対して苦手意識を抱いている。(第二楽章前編、121ページ)

久美子に対して気を許すあまり、奏はときおり普段の丁寧な振舞いの下に隠している年相応の感情的な憤りやすねるような一面などを明かしている(第二楽章前編、201~206ページ、301ページ、340~342ページ)。あわせて、奏は自身をそうさせてしまう久美子の人畜無害そうな雰囲気と、それによって巧みにカムフラージュされた鋭い観察眼と弁舌を指して「攻撃的」と油断のならなさを意識する様子も見せている。(第二楽章前編、344~346ページ)


奏がオーディションの最中にわざと下手な演奏を披露し、自身を引きずり出した中川夏紀に向かって持論を告げた際には、久美子は奏の認識の甘さと北宇治高校吹奏楽部の音楽と真摯に向き合う特性を挙げながら、ひとりの奏者として再オーディションに臨むための後押しを行っている(第二楽章前編、369~371ページ)。また、劇場版『誓いのフィナーレ』では、奏からの「頑張って、上手くなって、それでどうするっていうんですか」という問いに対して、自身もまた頑張っても報われないかもしれないという恐れを抱いていることを明かしながらも、「私は頑張れば何かがあるって信じてる。それは絶対無駄じゃない」と、強い希望のもとに前を向き続けることを答えとして述べている。


同じ担当楽器の直属の先輩である久美子に対して、奏は彼女の持つ高い演奏技術から信頼を置くようになり、たびたび演奏関連や部員絡みの相談を持ちかけるなどして関わっている(第二楽章前編、132ページ、182ページ)。一方の久美子は、奏の礼儀正しい振舞いと演奏技術については評価しつつも、彼女がときおり見せる狡猾な本心に対して苦手意識を抱いている。(第二楽章前編、121ページ)

久美子に対して気を許すあまり、奏はときおり普段の丁寧な振舞いの下に隠している年相応の感情的な憤りやすねるような一面などを明かしている(第二楽章前編、201~206ページ、301ページ、340~342ページ)。あわせて、奏は自身をそうさせてしまう久美子の人畜無害そうな雰囲気と、それによって巧みにカムフラージュされた鋭い観察眼と弁舌を指して「攻撃的」と油断のならなさを意識する様子も見せている。(第二楽章前編、344~346ページ)


進級後は代替わりを経て久美子が部長になって以降も二人は親しい関係を持ち続けており、奏は事あるごとに見え透いたお世辞などをかけるようにして久美子を冷やかしている(最終楽章前編、37ページ、39~40ページ、64ページ、142ページ)。1年間の活動を通して奏の人柄と接してきた久美子はそのたびに肩をすくめながら対応しているほか、低音パートの新たなメンバーとなった黒江真由からも「奏ちゃんは久美子ちゃんのことが好きなんだね」などと仲のいい関係性であると見られるようになっている。(最終楽章前編、142~143ページ)

また、部長として部内の環境調整に奔走している久美子の様子も奏はしっかりと観察しており、親友の剣崎梨々花の言葉を借りるようにして鮮やかな人心掌握術の手際に感心したり、月永求の核心に興味を寄せようとする久美子をたしなめたりと、部長専属の有能な相談役としての活躍ぶりも発揮している(最終楽章前編、229ページ、最終楽章後編、127ページ)。あわせて、部員たちの納得を重んじるために私情を押し殺し、平然であるように見せかけようとする久美子の振る舞いを鋭く見抜き、「私の前でいい人ぶるのはやめてください」「久美子先輩は、部長になってから嘘が上手になられましたね」などと告げるなど、苦境へと追いつめられる久美子を奏なりの方法で支えようとする様子も見せている。(最終楽章後編、226~227ページ)


関連イラスト

かなくみ久美子&奏(七夕)久美子と奏無題


別名・表記揺れ

かなくみ


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