もしかしなくても→スーパークリーク(ウマ娘)
概要
西松屋は小児用雑貨専門店。そう、つまりは走るバブみ。それが彼女なのである。
なおモデル馬は母の父として松永幹夫騎手に最後の重賞レース騎乗で重賞を勝たせたブルーショットガン号を送り出している。
武豊との関係
日本に名だたる名ジョッキー武豊。1988年の菊花賞にて、当時はまだ若手騎手だった彼に初のGI勝利をもたらした馬が、モデル馬のスーパークリークである。
この菊花賞直前、クリークは18頭立てのレースに対して獲得賞金順で19番手、すなわち回避馬(キャンセル)待ちの状態だった。武は別の馬に乗り換えることもできたが「クリークで出られないのなら仕方ありません」とこの馬にこだわり、2頭の回避馬が出たことで出走権を得ることができ、勝利した。後年、このエピソードは「逆指名」と評されている。
武はスーパークリーク号の現役中から本馬について「初めて僕が惚れ込んだ馬です。誰にも渡したくありません」と語り、後年にも自分を成長させてくれた馬として「この馬に出会っていなかったら、僕はこんなに多くのGIに乗れる騎手になれていなかった」と述べている。
バブみ、ママみは創作だけではない。名ジョッキーを人馬一体で育てた史実があってこそなのだ。
関連イラスト