ギリギリ遮る金石さん
ぎりぎりさえぎるかねいしさん
説明
『SSSS.DYNAZENON』第6回において、麻中蓬の友人である金石がらんかとともに蓬に絡んでいる最中に、南夢芽が蓬に向ける視線に気づいたような素振りを見せると、すぐに夢芽に背中を向けながら、その視線を遮るような動きをとっていた。
この行動が別漫画作品の『ギリギリ遮る片桐さん』のヒロインの行動のパロディのように見えることでつけられたネタタグで、第6回の金石を題材にした作品や金石が視線を遮っているような作品に、このタグがつけられることがある。
金石がこの行動をとった理由は劇中では語られていないが、第1回時点で、夢芽に色んな男子生徒と待ち合わせの約束をして放置する悪癖が金石やらんかにも知られていたので、一部視聴者の中には、悪い噂が流れている夢芽が、好きな男子や友人に視線を向けている状況をよく思っていないと予想する向きがあった。
遮る行動が似ている別漫画のヒロインも、はじめは主人公の岡田がクラスメイトの大木の巨乳をチラ見するのを「悪行」と見なしたことが発端だった。
もっとも劇中では、金石はポーカーフェイスでこの行動を行い、背中を向けてからは表情が描写されておらず、劇中で愉悦的な表情はしていない。また、金石が好意をもっている可能性があるのは視線を遮られた夢芽ではなく、夢芽が視線を向けていた蓬の方である点も『ギリギリ遮る片桐さん』とは違う点である。
また、ボイスドラマで淡木が蓬の好みを「美人でおっぱい大きければ誰でもいい」と言っていたが、ネタになった第6回の立ち位置は、らんか同様に別漫画作品の大木さんポジションである。……蓬もらんかも「気持ち良かった?」と金石に聞く性格ではない。
ちなみに、『SSSS.DYNAZENON』の前作『SSSS.GRIDMAN』の主人公である響裕太の声優を演じた広瀬裕也は、『ギリギリ遮る片桐さん』のボイスコミックで主人公の岡田 流星の声優も担当していた。