クリン・カシム
くりんかしむ
アニメ「太陽の牙ダグラム」の主人公。
CV:井上和彦
地球連邦評議会議長ドナン・カシムの三男。地球連邦軍士官学校の生徒でもある。
家族構成は両親と二人の兄と一人の姉がいる（ただし母は後妻で、兄姉とは半分しか血が繋がっていない）。
デロイアで行方不明となった父ドナンを救出するため、単身でデロイアに渡る。しかしその父はクーデターの首謀者であるはずのデロイアの地球連邦軍（第8軍）代表フォン・シュタインと共に、デロイア独立を阻止する政策を企てていた。
デロイア独立を目指す反政府勢力にゲリラ狩りなどの強硬姿勢で臨み、デロイア人を苦しめる父のやり方に反発し、反政府ゲリラに参加。コンバットアーマー「ダグラム」のパイロットとして、太陽の牙の仲間と共に連邦軍と戦う。コンバットアーマーの操縦訓練を受けていた事もあってフォンのクーデター鎮圧戦ではラウンドフェイサーに乗って参加した事もある。その為、ダグラムを乗りこなせるのだ。
何事も己の直感を優先して実行する性格で、良くも悪くも社会的立場を重んじる兄達から反感を買うことも多く（後妻の子と言う事も手伝って）「カシム家の恥」と言われる事も。しかし、父のドナンはそんな一途さを評価しており、母もまた「純粋なところがドナンに似ている」と述べている。
太陽の牙が独自にゲリラ戦を展開し行動していた頃には、士官学校で学んだことを生かして作戦立案を行ったこともある。後に解放軍でコンバットアーマー隊が結成された後は、隊長のような立場で指揮を執ることもあった。
父と死に別れた後、父たちを出し抜いた上に人民政府を丸め込んでデロイア支配を目論むラコックらと激突、そしてラコックの死後、共に駆け抜けた自分の牙たるダグラムを引き渡したくなくて、爆破した。
