2019年に竣工した、現在の国立競技場の通称。
国立競技場(2019年〜)
1950年代に建てられた旧・国立競技場の老朽化に伴い、2014年5月をもって旧・国立競技場は運用を終了。全面改築工事(建て替え)が行われ2019年に竣工した。
大規模なデザインコンペを行いザハ・ハディド氏のデザインが採用されたが、建設費を計算した結果当初の予定よりも膨大になることが判明し、隈研吾氏の「神宮外苑にふさわしい日本的なデザイン」に変更されることとなった。
- 2021年の東京オリンピックのメイン会場。本来は2019年のラグビーワールドカップを前提に計画されたが、先述の国立競技場のデザイン変更により建設スケジュールがズレ込んだ。スポーツ大会としての使用は、旧・国立競技場時代でも行われていたサッカー・天皇杯の決勝戦が2020年1月に行われたのが最初。
- なお、施設の維持費が膨大になる事から、国が所有権を持ったまま民間に運営権を売却する「コンセッション方式」とし、ネーミングライツ(命名権)の導入を今後予定している。