天皇杯

てんのうはい

日本国内における様々なスポーツ競技大会の最優秀成績者に贈られる優勝杯の一つ。またはその大会の略称・通称。

概要

本来は｢天皇賜杯｣と呼ばれる。

その名の通り天皇が形式上授与するものとなっており、男女別種目競技などでの女子選手・チームに皇后が授与する｢皇后杯｣も存在。

トロフィーは基本的にはほとんどの競技で共通するサイズで銀製である。

日本相撲協会のものは巨大な杯(盃)の部分が人間の頭部の数倍以上と巨大で、日本中央競馬会(JRA)のものは木製の盾となっている。

• サッカー

→天皇杯全日本サッカー選手権大会(男子)

一般的には社会人・大学生以上のチームが対象。

J1・J2クラブとシードチーム、及び都道府県予選を勝ち抜いた88チームが本選で競う。

国内サッカー3大タイトルの一つで、優勝チームにはAFCチャンピオンズリーグ本戦の出場権が与えられる。

• バレーボール

正式名称は天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権大会(男女種目別)。

中学生チーム以上に参加資格がある。

都道府県予選とブロックラウンドを経て、これを勝ち抜いた16チームとV・プレミアリーグ8チームを加えた24チームでファイナルラウンドが行われる。

• 競馬(JRA)

→天皇賞

日本競馬において歴史と格式ある旧八大競走の一つで、春と秋の年2回開催。