フィシス
ふぃしす
フィシスとは、漫画・アニメ『地球へ…』のキャラクター。
概要
天体の間に常駐するミュウの占い師。
生まれつきの盲目で予知能力に秀でており、占い用のターフル(オランダ語でテーブルの意)で行われる彼女の占いは高い的中率を誇る。
銀河系や地球の外観を記憶としてイメージを伝えられ、ソルジャー・ブルー、ジョミーと歴代の長に常に仕え、提言を与えている。
謎の多い女性で、物語上、重要な意味を担う存在である。
キースとは敵同士であるにも関わらず何故か情報を与えてしまい、捕虜であった彼の逃亡を許すことになってしまう。結果、安住の地となりかけたナスカや実母カリナを失った戦犯としてトォニィから憎悪されることになる。
その正体はマザー・コンピュータが創り出す人造細胞から生まれた存在。
彼女の持つ銀河系や地球のイメージは地球への忠誠を示す暗号である。
また彼女の卵子をベースに生み出されたのがキースであり、遺伝子的に彼とは母子にあたる。
しかし盲目で生殖力のない彼女は失敗作であり、自身の力を分け与えたソルジャー・ブルーはそんな彼女を『女神』と位置づけたのである。