道具の概要
藤子・F・不二雄原作の漫画・アニメ作品『ドラえもん』に登場するひみつ道具の一つ。初登場はTCドラえもんプラス第1巻収録「半分おでかけ雲」。
専用の製造機に雲の素を入れてできた二つの雲の片方に体を入れるともう片方の雲から出てくる事ができる。また、その状態で移動も可能。
雲ゆえに風に流されやすいので要注意。
エピソードの解説
学校の帰り道、ジャイアン達から公園の紅葉狩りに誘われたのび太だったが、ママから宿題をするよう命じられ困り果ててしまう。
そんな中、ドラえもんが雲のような物体から足を出していた。ドラえもんによると、ひみつ道具の「半分おでかけ雲」を使って猫達と遊んでいたのだと言う。
それを知ったのび太は自分も雲を作り、公園へと向かう。楽しいひと時を過ごしていくが、やがて体全体ごと雲から出るという禁じ手を犯してしまう。さらにその真相を知った怒ったママが部屋側の雲を窓から放り投げて捨ててしまった。
そして、のび太はその事情を知らずに雲に引っ込んでしまい、運悪く公園の池にはまってしまうのだった。