概要
魔術師兼占い師。父親はイギリス人であり、母親は中国人のハーフ。紺色に近い黒の長髪に眼鏡をかけている。
性格は悪戯好きで人をおちょくるのが大好きな変わり者。未来を予知する能力がある。料理上手で趣味はお菓子作り。
『稀代の魔術師』と言われる程の強大な魔力を持ち、全く新しい魔法を編み出す事も出来た。
しかし彼自身は自分の強い魔力を疎ましく思っていたらしく、生前から密かに自分の魔力を引き継ぐ事が
出来る『後継者』を探していた。(恐らく後述する侑子やツバサでの一件が関わっているのだろう)
主な作品では既に故人であり、主要人物の回想シーンに多く登場する。
また彼の血縁や容姿が似たキャラも存在する。
足跡
同一人物が多く登場するのでココでは作品別に表記する
カードキャプターさくら
物語のキーアイテムであるクロウカードと2人の『守護者』(ケルベロスとユエ)を創り出す。
主人公のさくらがカードを全て封印し、『審判』によって新たな主となると(幻覚で)姿を現す。
さくらが後継者になる事もあらかじめ知っていた様で、月峰神社に魔力を込めた鈴を置いていったり杖を
ワザと女の子らしいデザインにしたりと裏で手を回していた。
後半では柊沢エリオルの姿で登場し、クロウカードをさくらカードに変える為にスピネルやルビーと共に
事件を起こしていた。
なお、この作品に登場する李小狼は彼の(恐らく母方の)血族。柊沢エリオルは彼の生まれ変わりである。
XXXHOLiC
壱原侑子の友人(悪友)であり彼女の会話に度々登場する。しかし侑子からは「趣味が悪い」、「陰険メガネ」、
「嫌な奴」とボロクソに言われ放題だった。
しかしお互いの力は認め合っており、共同で2体のモコナ=モドキを作った。
『この世界とは違う世界』を知らなかった侑子を色々な所へ連れて行っていた事(2体のモコナのモデルが『別の世界』の存在)や、本来なら死んでいる筈の侑子が現世に留められていたのはクロウの「傍にいて欲しい」という強い思いと魔力が原因である事、前述の作品に登場したクロウの生まれ変わりであるエリオルが創り出したスピネルとルビーのモチーフが『蝶』である事(蝶は侑子の華押)、四月一日に対する侑子の振る舞いから、二人が友情以上の深い関係であった事が分かる。