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「僕は行くんだ! ホーエンハイムの所に! あいつの所に…父さんの所に!!!」

概要

ダンテホーエンハイムの間に生まれた息子水銀中毒で死に、それをホーエンハイムが人体錬成で蘇らせようとした結果生まれたホムンクルス。性別は男性で、一人称は僕もしくは俺。正体はホムンクルスの象徴のウロボロスや嫉妬の悪魔のリヴァイアサンのような龍の姿である。

2003年版放送当時は原作においてまだ真の姿は出ていなかったために、変身能力以外には特別な力は持っていない。その代わり単純な戦闘能力は原作より高く、ホムンクルスの中で最強。身体能力やパワーそのものがずば抜けており、適当に殴っただけで石畳を月面のクレーターのようにするなどプライド(今作での正体はキング・ブラッドレイ)や今作におけるラースすらも超えている。

TV版最終回においてはエドを殺害した後、ホーエンハイムを追うため龍の姿になり門の向こうへ旅立った。人間になりたいとは全く思っておらず、全ての人間を憎み世界を滅ぼそうと考えており、出番の多さや活躍からダンテと共に実質的なラスボスの一人という見方もできる。

続編である劇場版『シャンバラを征く者』では、アニメ本編の最後に見せた龍の姿で登場し、エドと戦うことになる。しかし変身能力を使えなくなってしまったため、最終的にはトゥーレ教会が空から発射した銛砲により捕縛され、最後はホーエンハイムとともに『扉』を開くための対価となって消滅した。

劇場版においてはあっさり退場してしまったが、TV版においてはやりたい放題やった末にほぼ勝ち逃げに等しい結末のため、あらゆる面で原作とは対照的と言える。