概要
基本的にはアーケードゲームの操作デバイスとして多く採用されている。
スティックの先は球体が付いているのがほとんどである。
操作時の持ち方にも色々ある。
家庭用ゲーム機でも1983年発売のファミリーコンピュータ以前のゲーム機のコントローラはジョイスティックが多かった。
ジョイスティックを主に使うゲームの一例
対戦格闘ゲームといったアクションゲーム
特に現在でも多く、家庭用での対戦格闘ゲームでもジョイスティックコントローラにこだわるゲーマーも多い。激しい操作が多い為、近年では家庭用ジョイスティックでも耐久性のあるものが登場している。また、使用するパーツもAC用のコンパネ部品で有名なメーカ製のものが使われたり、自己責任かつ無保証になるが(構造を知っていれば)パーツ交換が可能になっているものもある。
シューティングゲーム
斜め移動があるものが多い為、アーケードゲームでも基本これ。
なお、アーケードゲームにおいては4方向ジョイスティックと8方向ジョイスティック(現在までの主流)の二種類が存在し(本当はもっと細かく種類があるがここでは割愛)、前者を流用した場合は斜め移動が不可能である為、8方向移動できるシューティングゲームやコマンド入力が必須な格闘ゲームだとそれだけで無理ゲーになる。ただし、ジョイスティック内部に4方向・8方向切り替え設定ができれば問題はない。
ジョイスティックの構造を持つ・それに似た入力デバイス
メガドライブ
一見するとそうは見えないが、3ボタンパッドの方向キーは内部がジョイスティックと似た構造になっている。
ネオジオCD
ネオジオの場合はジョイスティックコントローラだったが、ネオジオCDはパッド型となった為に方向キーは内部構造がジョイスティックをコンパクトにしたようなものになっており、親指でジョイスティックを操作しているような感覚になっている。
ネオジオポケット
ネオジオCDとほぼ似た方向キーが搭載されている。
サイクロイド
以下はサイクロイドと呼ばれるタイプのゲームパッド
ファミリーコンピュータ/NES
Nintendo MAX
MSX
語源
「Joy stick」は直訳すると「お楽しみ棒」、つまり男性のアレの暗喩である。
もとは米軍の戦闘機パイロットたちが、操縦桿をアレに見立ててジョイスティックと呼んでいたのが、ゲームのコントローラーにも使われるようになったのである。
ゲームを楽しむためのスティックなので、ある意味直訳通りになったといえる。