消えた死体殺人事件
きえたしたいさつじんじけん
「名探偵コナン」の初期の事件の一つ。
ゲストキャラクター
犯人について
「私が兄になるのだあああああ!」
この事件、とにかく犯人の田中知史が色々と情報量が多いことで有名。
- 殺人の動機が原作は「自分の弱みを握って無限にカネを要求する傍若無人な兄に痺れを切らしたから」という真っ当なものだったが、アニメだと「かつては憧れの存在だった兄が堕落していく様に我慢できず、兄を殺し自分が兄に成り代わる」というブラコンを歪んだ形で拗らせたような動機に改変させられている。この回の脚本を担当したのは「バレンタイン殺人事件」のトリックで関係者を激怒させたばかりの井上敏樹である。またか。
- 本性は兄同様かなり傍若無人な性格で、図書館殺人事件の津川館長同様口封じにコナンを殺そうとしている。そのため津川館長と並んで「初期コナンで怖かった犯人の一人」にも取り上げられがち。
- 犯人の名前の由来は、芸人コンビオキシジェンの田中知史から。田中は原作者の青山剛昌といとこの関係にあり、まだ10代だった頃青山に「自分の名前を使ってほしい」と頼みトランプの賭けに勝利して採用してもらえた経緯がある。