概要
阿笠博士が発明した、少年探偵団のメンバーにだけ与えられる探偵バッジ(正確には阿笠自身も同型機を所持している)。
元々明智小五郎シリーズの少年探偵団も、そのものズバリBDバッジなるアイテムを所持しており、これが元ネタと思われる。
子供と思って舐めてたコナンが元太達にTVゲームで敗れ、約束として阿笠博士に頼み込み制作したのが発端。
表には、シャーロック・ホームズの絵とDB(Detective Boys)の文字がある。
超小型トランシーバーが内蔵されており、メンバー同士の交信に使用している。またコナンが持っている犯人追跡メガネとも連動しており、万が一の紛失時や失踪したメンバーを探す時にも役立っている。
最近の原作やアニメなどでは通信しているのが犯人にバレて踏みつけなどで壊されることが多いこともあり、予備のバッジが存在する。
元ネタのBDバッジも自分が通った道にいくつも落としたり(ただでさえ高そうなバッジを何個持ち歩けばいいのだろうか。)、手紙を挟んでそれを拾った者が明智小五郎の探偵事務所に届けたりして敵に拉致された者が味方に位置を知らせる手段として利用する場面もあったので、ある意味それを踏襲しているのかもしれない。
小学1年生の指でつまめるサイズ、重量にもかかわらず半径20kmという絶大な通信可能距離を有しており、コンクリートジャングルの中をジェットスケボーで疾走しながらであっても平気で通信できる。無線通信のマナーなど知るわけもない小学生がめちゃめちゃにしゃべっても混信しないというのも利点。軍隊に売り込めば速攻で買い手がつく凄まじい性能である。
おまけに一見するとただのバッジにしか見えないため、携帯電話が普及した後のエピソードでも電話が使えない状況下やメンバー全員で同時交信する際に重宝されている。
劇場版第18作『異次元の狙撃手』では通信感度が向上されアンテナがLEDで多色発光することができるようになった。光る色は相手によって調整可能だがこの機能を使用中はモスキートーンが発生する不具合がある。作中では活躍したが限定での登場である。