小嶋元太
こじまげんた
『母ちゃんが言ってたんだ!米粒ひとつでも残したら、バチがあたるってな!!』
CV:高木渉
体重は40kg。肥満気味の体型で、頭はおにぎりのような形をしており、左側頭部に10円ハゲがある。
探偵団の団長を自称しているが、実質的なリーダーはコナンに取って代わられている。初期の頃は典型的なガキ大将だったが、次第に乱暴な一面は鳴りを潜めていき、ギャグ要素の多いムードメーカー的な存在になっていった。その体格から腕力は強めで、クラスでもガキ大将的に君臨するも、活動的な割に運動能力は意外と鈍く、肥満体型もあって少し走っただけでも息を切らせたりする様子などが多く見られる。直情的かつ短気な性格で、思っていることがすぐに顔に出てしまうタイプ(このため、アニメ版ではコナンや光彦相手にトランプのババ抜きでボロ負けしてる場面がある)。
また、口調が荒く、相手が大人であっても滅多に敬語を使わず、平然と「お前」呼ばわりすることもある。高木刑事や千葉刑事のことを呼び捨てにしたり、三池苗子のことをミニパトの姉ちゃんの子分とも呼ぶ。
勉強はあまり得意ではないようで、言葉などもよく言い間違えるボケが多い。その割に自分が見えていないらしく、他人の間違いには「バカじゃねえの」の笑ってしまう困った面も多い。その一方で、核心をつく大人顔負けの鋭いツッコミを入れることもある(例として劇場版『天国へのカウントダウン』ではあまりにも博識なコナンと哀に対し『おめえらホントは年ごまかしてんじゃね~か~?』と冗談混じりに突っ込んだことも)。
大の大食いで、特にうな重には目が無く、なんでもうな重に結び付けて呆れられる程。その旺盛な食欲ゆえに、空腹時は室内でサッカーボールを蹴ってカレー鍋に直撃させた挙句、歩美を泣かせてしまう(後で怒った灰原から強烈なビンタをされた)。危険な時でも食べ物の匂いに釣られて周囲を危険な状況に追い込むなど、問題行動が多い。学習能力も低く、同じ過ちを繰り返す傾向すらある。しかも、鈍感で空気が読めないために、悪いことをした自覚も薄く、謝罪も滅多にしないはた迷惑な部分が目立つ。ただし、自分が原因と痛感した場合には落ち込んだり、相手に素直に謝罪する事も少なくないので、本人に悪気はなく責任感も持ち合わせてはいる。
以上だけでも、思慮が足りない面の多い性格と、後先考えない無茶な行動を取る軽率さが多いものの、正義感は強く、猪突猛進な性格と大柄な体格を活かした活躍を見せる場面もある。乱暴なガキ大将だった時も、弱い者いじめなどは一切していなかった(やや暴力的に見えた初期の仕草も、瞬間的にカッとなって胸ぐらを掴む程度だった)。意外と他人を気遣う優しい性格である。
また、口は悪いながらも両親や祖母などからの教えを忠実に守り、『SOS!歩美からのメッセージ』ではコナンを含めた自分たちの無謀な行動を阿笠博士から厳しく注意された際には、真っ先に殊勝な対応を取るなど、目上の言う事に従順な面がある。
歩美には好意を寄せていて、釣り道具を持ってあげるなど、かっこいいところを見せている。また、普段は無神経で傍若無人な言動もするが、いざとなればコナンや灰原、毛利蘭や阿笠博士などの大人たちの言に素直に従って、勇敢な行動を取る事も多い。どちらかと言えば美人に弱いようで、「あの姉ちゃんキレイだな」って見惚れる台詞も多め。灰原の事も「ツンツン女」と苦手意識を持ちつつ、至近距離で見つめられた際には照れている。また、蘭と初対面時に「オッパイデカいな」とニヤニヤしながらコナンに言っていた(「どこ見てんだオメーは」と、コナンは心の中でツッコミ入れている)。
最近ではエビアレルギーを発症したらしく、好きなものが減ったと嘆いていた。
中の人繋がりなのか、高木刑事と絡むことも結構多く(アニメオリジナルエピソードでは顕著)、特に彼が警察手帳を無くした時は食べ物そっちのけで手帳探しを優先させようとする一面もある。
余談だが、アニメ版初期の頃は身体と同化して首がない三角形の頭部に横へ開いた耳、子供にしてはあまりにも大きな胴体に太く短い脚といったように登場人物の中でも特に違和感のある頭身をしていた(メイン画像がまさにソレ)。
名前の由来は、小説家の小峰元からではなく、光彦・歩美と共に読者によって命名された為実際の由来は不明。
劇場版では、よくオリジナルの建物や乗り物に対して元太が「すっげー!!」と驚くシーンから始まるが、彼がそう言った建物や乗り物は高確率で爆破されおり、一部のファンからは爆破予知能力者や破壊神とかネタにされている。
吉本新喜劇の川畑泰史が顔立ちがよく似ているため、新喜劇内でよくいじられている。
中の人の高木渉氏はレギュラーである元太や高木刑事を演じつつ、『豪華客船連続殺人事件』では被害者役を、『名陶芸家殺人事件』では犯人役を演じておりレギュラー声優陣の中では被害者と犯人を両方経験している数少ない声優だったりする。
コメント
pixivに投稿されたイラスト
すべて見るpixivに投稿された小説
すべて見る- 峰不二子という女の子(毎回1000字程度)【完結済】
不審な客(1)
<注:脚本上の理由で途中で記述を変える場合があるかもしれませんが、その場合はちゃんと明記しますのでお許しください> さて、いったん日常に戻っていくコナンたちのですが…とりあえずは日常ミステリーです。980文字pixiv小説作品 - 壊滅後の未来で【コナン】
ミュルテの子
■就職済み元太と生存IFではないキュラソーで小話。余白をいっぱいとった掌編。探偵と科学者もちょろっと。 ■タイトルは以前のキュラソー話と対になる感じで花の名前を使用。銀梅花のドイツ名より。1,592文字pixiv小説作品 唇にリスピレイション
あむあずもっと増えろ…と日々考えている私… むしろ公式であむあずカップル成立させればいいと思うんだ! いや、せめて少しでも絡んでくれれば……うん← だって安室さんとよく絡んでる女性って、梓さんとベルモットぐらいじゃないかな…確か。1,039文字pixiv小説作品- 残された者の変わりゆく日常
表裏 参
注意!! 傷についての描写がありますので、苦手な方は注意してください。 今回もオリキャラが出てきます。 最初の方で地の文が少し多いですが、前回読めなかった人用に一文を入れた事により、説明が多くなってしまいました。 この話の中盤以降に出てくる光彦を書きたいが為に考えていたら、話がおかしな方に広がってしまった… という事で、私が書きたかったネタは下駄箱でのシーンのいつもと違う光彦君と哀ちゃんでした。 さて、これをどう纏めるのか、そしてあと1話で終わるのか。 以下、現在の本シリーズの趣旨を記載していますので、本文を読む前に一読をお願い致します。 ・光彦&哀もの ・高校一年生設定 ・黒の組織問題は解決している ・コナンは新一に戻り、哀は志保に戻っていない ・新一と蘭は結婚している ・光彦から哀に告白を中学一年時にした →哀から高校三年間傍に居て自分の気持ちを確認させてほしいとの返事あり ・周りから頼られ奮闘した結果、光彦が精神面で病んでいる →回復に向かいつつある ・地の文の視点が定まっていない ・捏造設定が多々あります となっております。 上記の内容が問題ない方はどうぞ5,000文字pixiv小説作品 - 残された者の変わりゆく日常
万能
産みの苦しみという言葉を私が使うのは適切ではないかもしれませんが、それくらい今話は苦戦しました。 今回四人キャラが登場しますが、色々迷走した影響で口調がおかしいところがあるかもしれません。 見直しはしましたが… 意気揚々と次はオールラウンダーの話をするって、前話で言ってた割には納得のいく出来ではなく、そういう状態のものを公開するのも…という気持ちもありましたが、ある程度妥協が出来るラインにはあるので公開しました。 私は楽器の演奏が出来る人はカッコいいと思うので、ゲーム音楽の四重奏?されていた某貴族さん達の演奏を凄い凄いって言って聴いてましたね。 EDのあれは演奏できるという風に解釈しました。 以下、現在の本シリーズの趣旨を記載していますので、本文を読む前に一読をお願い致します。 ・光彦&哀もの ・高校一年生設定 ・黒の組織問題は解決している ・コナンは新一に戻り、哀は志保に戻っていない ・新一と蘭は結婚している ・光彦から哀に告白を中学一年時にした →哀から高校三年間傍に居て自分の気持ちを確認させてほしいとの返事あり ・周りから頼られ奮闘した結果、光彦が精神面で病んでいる →回復に向かいつつある ・地の文の視点が定まっていない となっております。 上記の内容が問題ない方はどうぞ6,400文字pixiv小説作品