『単独行動はコナン君の得意技ですから!』
概要
CV:大谷育江(第427話~436話、『探偵たちの鎮魂歌』は折笠愛が代役)
少年探偵団のメンバー。
誰にでも敬語を使い、礼儀正しく博学な頭脳派。光彦の両親はともに教師で、言葉に厳しいらしく、そのため光彦はこのような言葉遣いになったらしい。
コナンと灰原哀が元々頭脳明晰な青年から幼児化しているために、彼ら二人と比べるとさすがに劣っているが、明らかに小学一年生としてはヤバいぐらいの知識量がある。
時にコナンや灰原も驚く程の推理力を発揮することがある(コナンの正体である工藤新一の同じ幼少期より推理面では劣るものの、語学力などは上回っている)。作中登場する最新の電子機器の操作にも比較的長けている。そのため、コナンと灰原が不在時には実質的なリーダー格ともなる。
頭脳派なだけでなく、腕力などは同じメンバーの小嶋元太に体格面で負けているが、運動神経自体は元太より優れている。欠点としては、自意識が強過ぎて嫌みになることもある反面、科学的なことしか信じないと宣言しつつ、ゴメラが本当に存在すると思うなど年齢以上の幼さがある。
また、吉田歩美に幼稚園時代から好意を抱いていたが、灰原が転校してきたことで、二人とも好きになってしまって思い悩むなど頭脳派らしくませていて純情な面を見せる。
比重としては、File212-213(原作第27-28巻)『きのこと熊と探偵団』の灰原と2人で行動するエピソードなどを経て、日数の経過に伴い灰原の方に意識が傾きつつある(恐らく歩美がコナンを好きである事を公言してる事も理由の一つだと思われる)。『甘く冷たい宅配便』ではこの年で漢を見せることに。
余談
名前の由来は浅見光彦と言われることもあるが、実際は一般公募で命名された為、由来は不明(応募者が浅見光彦から取った可能性はある)。一方、姉の名前は円谷朝美で、こちらは浅見光彦が元ネタになっている(2人あわせると「浅見光彦」になる)。現状、少年探偵団のメンバーでは唯一兄弟姉妹がいる(灰原にも姉はいたが加入前に死亡しており、それ以外のメンバーには確認されていない)。
CVを担当する大谷は、作中に登場する大半のモブ女性の構内アナウンスや受付嬢なども担当している。
原作者の青山剛昌によると当初、「光彦は当初はもう少し嫌な性格のキャラにするつもりだった」と語っており、実際、連載初期にはコナンに意地悪を言う場面もある。しかし、光彦を演じる大谷の声が可愛かったので、性格を変更したらしい。