データ
形式番号 | XM-10 |
頭頂高 | 15.8m |
装甲材質 | ガンダリウム合金ハイセラミック複合材 |
製造 | サナリィ |
概要
クロスボーンガンダムを地球圏での運用に合わせ、木星圏で運用するための装備・機能を省略した、量産型クロスボーン。開発元の想定した、真の意味での「F97」となるはずだった機体。
サナリィはクロスボーン・ガンダムの運用データを元にこの機体を開発し、制式機として地球連邦軍に売り込むつもりであったが、彼らの予想に反して木星帝国との戦いが地球圏にまで移行した上にクロスボーン・バンガードが連邦軍と衝突した事でプランは頓挫。
サナリィが海賊と裏でつるんでいた証拠となるこの機体の存在が明るみに出る事を恐れた為、本格的な量産には至らず、少数が試作されクロスボーン・バンガードで運用されるにとどまった。
そして木星帝国との最終決戦にて活躍し戦争終結に貢献した。戦後も海賊が運用しており平時においては作業用MSに偽装されている。
量産型といっても、地球圏で運用する限りに置いては原型機と同等の性能を発揮し、ジェネレーター出力、装甲材質や豊富な武装はクロスボーン・ガンダムと同等で、極めて優秀な機体であるといえる。換装用のコアファイターを含め、オプションも多く用意されていたが、上記の通り海賊との関連が明るみに出ることを恐れたためほとんどが使用されていない。
フリントを販売できなかったサナリィは起死回生の為にレコードブレイカーを開発した。
武装
- 頭部バルカン×2
- 胸部バルカン×2
- ビーム・サーベル(ビーム・ガン)×2
- ブランドマーカー(ビーム・シールド)×2
- ビームザンバー
これらはクロスボーンガンダムと同じである。
- 120mmマシンガン
縦に立てて配置しているドラムロール型の弾倉を持ったマシンガン。
- 改良型ザンバスター
ビーム・サンバーと砲身部分で分離できるビームライフル。砲身部分がバスターガンになるのかは不明。