概要
形態により「市営住宅」「県営住宅」などとも呼ぶ。
また、公営住宅の密集地帯を指して「団地」と呼ぶことも多い。
社会福祉の一環として、主に低所得者向けに供給されている。
そのため家賃は一般的な賃貸住宅より安いが、入居には所得制限(上限)があったり、入居前の内部見学が出来ない事が多いなど特殊な制約がある。
外観は飾り気のない白やベージュで塗られていることが多く、目視でも判別しやすい。
ただし、低所得者向けという事情から、入居者には社会性に問題のある人間または生活保護受給者が集まりやすく、治安も悪いことが多いため、公営住宅の周辺は地価が安かったり、居住を敬遠されがちである。
家族で転居する際、候補地の周囲や同一学区に公営住宅がないか確認するというのはよくある話である。