概要
もう旬を過ぎていてもう「終わった」、あるいは「終わりが見えている」と考えられているコンテンツをさす、「終わったコンテンツ」の略称であり、ネットスラングとして使用される。
もう商業的な利益が期待されるようには見えない、あるいは作者や運営が熱意を失い新たな展開が期待できないため、継続したところでかつての栄光を取り戻すことは期待出来ない状態等を指すといわれる。
レッテル
ただし、この言葉は基本的にそのコンテンツのアンチが、作者および運営またはユーザーに対する挑発目的や作品を貶めるためのレッテル貼り、あるいは炎上目的として用いられることがほとんどであり、現在ではむしろ“これを言う奴にとって「終わってほしいコンテンツ」の略でしかない”という解釈の方が広まりつつある。
基本的にその場合は「一時的なブームが終了した状態」を指すに過ぎず、この言葉を向けられている間はまだ注目されているということでもあり、逆説的にコンテンツは終わっていないとも言え、むしろ本当に「終わっている」コンテンツとはオワコンという言葉すら掛けられなくなったものであろうと言われる。
無論、このように呼ばれるようになってさらに時が経って忘れられたとしても、そのシリーズおよびコンテンツがリブート、リメイクされたりしてそれの人気と知名度が再燃する可能性も充分にある。
ただ、最近では使う方もそのニュアンスを変えてきており、まだ終わっていないが続ける中で起こった作品全体の傾向の変化や業績の変動に際してそれをネガティブに捉えて“もう終わるのは時間の問題なコンテンツ”という意味合いでその作品を揶揄するケースも散見されている。
誤用
なお、エンドコンテンツという言葉が存在し、この言葉と同じように用いられる場合があるが、この言葉の正しい意味は「オンラインゲームなどにおける最終的なやり込み要素」という意味であり、この言葉と同じ意味で使用するのは誤用に当たる。
関連項目
オフコン:こっちは本当にオワコンになってしまった過去の技術
仮面ライダー/スーパー戦隊:とある映画で敵キャラに「ネタ切れにネタ被り」・「所詮は二次創作」・「お前らはオワコン」と罵られた。