曖昧さ回避
2.のウブ
佐渡島に伝わる妖怪で呼び名はウブメが転じたものだという。堕胎、もしくは間引きされ山に捨てられた赤ん坊の死霊が化けた大きな蜘蛛である。
旅人などが山道を歩いていると、泣き声を上げながら追いすがって来て命を取る。
襲われた時には草履の片方を投げて「これがおまえの母である」といったことを叫ぶと逃れられるという。
なお伊予(愛媛県)では子供の魂を「ウブ」と呼び、失神することを「うぶがぬける」といった。同地で上記のものに類似した怪異をノツゴと呼ぶ。
佐渡島に伝わる妖怪で呼び名はウブメが転じたものだという。堕胎、もしくは間引きされ山に捨てられた赤ん坊の死霊が化けた大きな蜘蛛である。
旅人などが山道を歩いていると、泣き声を上げながら追いすがって来て命を取る。
襲われた時には草履の片方を投げて「これがおまえの母である」といったことを叫ぶと逃れられるという。
なお伊予(愛媛県)では子供の魂を「ウブ」と呼び、失神することを「うぶがぬける」といった。同地で上記のものに類似した怪異をノツゴと呼ぶ。