妖怪ノツゴ
愛媛県宇和・高知県宿毛市の妖怪で、夜道を歩く者の足にまとわりつくという。
土地により伝えが異なり、たとえば愛媛県北宇和郡広見町では、母親の乳が出ないために栄養失調で死んだ子供がノツゴになるといい、夜道で通行人を見つけると、ギャッという鳴き声をあげて、草鞋の乳(紐を通すための輪になった部分)に食いついてくるという。
魔化魍ノツゴ
→ ノツゴ(魔化魍)
短編小説ノツゴ
水木しげるによる短編小説。
ノツゴが作中作『ケケケの毛太郎』と関連付けられている。
『妖怪文藝〈巻之参〉魑魅魍魎列島』に記載されており、ゲーム『四八(仮)』の中でも音読されている。