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ヒューマントーチの編集履歴

2021-08-01 12:23:37 バージョン

ヒューマントーチ

ひゅーまんとーち

MARVELに登場するキャラクターである。

MARVELに登場するキャラクターであるが複数のヒューマントーチが存在する。


1. ファンタスティックフォーのジョナサン・"ジョニー"・ストームのこと。こちらが一番有名である 。詳細は⇒ファンタスティックフォー


2.初代、ヒューマントーチ。ジム・ハモンド。炎を身にまとう能力を持った人造人間という設定で、キャプテン・アメリカと共に第二次世界大戦を戦った。MARVEL最古参キャラの一人。1.と別キャラである。本項で解説。


概要

初出は、Marvel Comics #1 (1939年10月)。

マーベルの前身である、タイムリィコミックのタイトルでありキャラクター。

本名:ジム・ハモンド。

フィニアス・ホートンという科学者が製造した人造人間。

1940年に完成したものの、空気と反応して発火したため、「ヒューマン・トーチ(人間たいまつ)」の名前を付けられた。

しかし、マスコミの取材から世にその存在を知られ、危険視される事に。

かくして密閉された特殊なポッドに閉じ込められ、発火しないように地中に埋められた。この時、ポッド内には人間社会に関する事を学習する装置も内蔵しており、それを用いて学習。数年後にポッドにひびが入り、空気に触れて発火し復活する。

のちに警察官として活動。発火能力も制御を覚え、自身の意思で発火する事が可能になった。

発火の他、飛行能力を持つ。これらを用いて犯罪者など社会悪と戦った。


経歴

当初は、社会の方も彼を危険視していた。また、ネイモア・ザ・サブマリナーと対戦(これは、マーベルコミック初の、クロスオーバー作品でもある)。

ネイモアとは、ナチスと旧日本軍の共同作戦である、海底トンネル開通の妨害も行った。ここから社会はネイモアともども受け入れるようになり、ヒーロー視するように。

第二次世界大戦時には、自身と同じ能力(発火及び飛行能力)を有したミュータントの少年・トロをサイドキックにして活躍。

また、キャプテンアメリカとネイモアとチーム『インベイダーズ』を結成し、枢軸国の軍やヴィランと戦っていた。


終戦直後、ギャングと戦い機能停止し、見知らぬ島の地下に埋められていた。

後に水爆実験の影響で復活。ギャング団を一掃し、洗脳されていたトロを救出。

その後は探偵をしつつ、ヒーローチーム「オール・ウィナーズ・スクアッド」のメンバーに参加し、共産主義国のスパイと戦ったり、地球外からの来訪者とコンタクトを取ったりした。


1955年に発火能力の制御が不可能に。そのため、砂漠の奥地で自ら機能停止させ、深い眠りについていた。

のちに、ヴィランの科学者「マッド・シンカー」が、ファンタスティックフォーを倒すべく、トーチを復活させた。意思を奪った状態でファンタスティックフォーと対戦させるも、自らと酷似したジョニー=ヒューマントーチと戦った事から、記憶を回復。殺人コンピューター『ザ・カジモド』を、自ら犠牲にする事で破壊し、再び眠りにつく。


後に、フィニアス・ホートン博士は、ウルトロン、およびヴィランのグリムリーパーに脅迫され、アンドロイドを作成する。

グリムリーパーの弟は、ヒーロー「ワンダーマン」ことサイモン・ウィリアム。その人格パターンを組み込んで、アンドロイドは完成。「ヴィジョン」と命名される。

が、ヴィジョンはウルトロンに反旗を翻し、アベンジャーズに参加。そのため、ホートン博士は殺害されてしまった。

後の事件で、過去から連れてこられたヒューマントーチ=ジム・ハモンドとヴィジョンが遭遇。実はヴィジョンは、トーチのボディを改造して、新たな人格で生まれ変わった存在だったのだ。




……と思われていたが、更にその後の事件で。トーチとヴィジョンは別人である事が明らかになる。

ヴィジョンはトーチ=ジム・ハモンドのスペアパーツを用いて製造され、誕生した存在だったのだ。ホートン博士は、ウルトロンらを騙して、ヴィジョンを作っていたのだと。

蘇ったトーチは、ウエストコースト・アベンジャーズの予備メンバーとして参加。キャプテンアメリカやネイモアらとも再開した。

ウエストコースト・アベンジャーズが解散後は、実業家ジム・ハモンドとして、ヒーローズ・フォー・ハイヤーなどヒーローたちのバックアップに勤しむ。


ヒーローズ・フォー・ハイヤーが解散後、ある事件で女性アンドロイド「タラ」を救うため、その熱を吸い取り、海上で爆散してしまった。

その残骸は、国連により回収。色々あって埋葬される事になる。ハモンドの名は、米軍の過酷な訓練キャンプの名称に用いられるように。


しかし、埋葬された残骸は、マッドシンカー、およびAIMにより盗み出され、組み立てられる。復活したトーチは、自身を構成する人工細胞からウイルスが作られ、自身がキャリアーになって世界中に散布される事を知る。

後にネイモア、トロ、キャプテンアメリカらにより、マッドシンカーに解毒剤を作らせる事で事件は収束。

この後に、枢軸国が勝利したと教育された地下世界「ニューベルリン」の事件で、ホートン博士が作ったプロトタイプの細胞、そこから作られた、ニューベルリンを支配する別のトーチとの対決で、ウイルスを不活性化させる事に成功する。


後に、シークレット・アベンジャーズに参加。しかしその最初の事件を担当し、自身の子孫であるアンドロイドの種が、人類と相いれない未来を知ってしまい、彼は辞任してしまう。


この後、ブレイクトンという小さな田舎町で整備士として働くも、クリーの兵士の襲撃から、再び戦う事に。キャプテンアメリカとウインターソルジャーの介入で助けられ、ニューインベイダーズに参加する。


この後も、シールドに参加したり、ネイモアとの戦いで首だけになり、トニー・スタークに間に合わせの胴体部を作ってもらったり、別の天体リヴァリスに定住したりと、様々な困難に直面する事になる。


余談

近年では、ファンタスティックフォーのジョニー=ヒューマントーチは、「能力を得た後、ゴールデンエイジのヒーローであるジム・ハモンド=ヒューマントーチと同じ能力を持つ事から、彼の名を名乗る事にした」という後付設定もある。


コミックスでの、ジムとジョニーの描かれ方の違いは「顔の輪郭が描かれているかいないか」。

ジョニーは顔が描かれているが、ジムはのっぺらぼうで描かれている事が多い(また、ジムのサイドキックのトロも同様。ただしトロの方が小柄)。

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